明日も知らぬ僕達

第四話 強襲、デルフィニウム部隊

 

Side Jun

 ……結局こうなったか。

 今さっき、カシワギとプロスさんによるビッグバリア解除要請が拒否された。

 今回のカシワギの態度は前回、前々回のユリカよりはるかにまともだったが、軍の面子の前では、ふざけていようとマトモにいこうと、さして変わりは無かったらしい。

 ま、軍のナデシコに対する印象は、ユリカの時よりも大分マシだったようだが。

 

 で、今俺達は軍の妨害を受けつつ宇宙を目指して航行中である。

 もっとも、デルフィニウムや大型ミサイルで無ければナデシコのディストーションフィールドに対抗できないので、それらが出張ってくる第三防衛ラインまではやることがない。

 ミナトさんなんか、ルリちゃんからかって遊んでるもんな…

 カシワギはこんな時でもブリッジで待機している。……ユリカと比べる方が間違ってるな。

 さて、デルフィニウム部隊は今回はどうでるのか?

 俺がここにいる以上、予想のし辛いところではあるな…

 

Side Akito

 さっきまで俺はカズキ、ガイの二人とゲキガン話に華を咲かせていた。
 だが、この受け答えを境に、話は別の話題にうつる事になった。

 「正義は必ず勝つ!! そうだろう、兄弟!」
 「誰が兄弟じゃ、誰が」
 「すまんガイ。俺、ちょっと賛同しかねるわ。」
 「「何?」」

 この後のガイの突っかかる事、突っかかる事。

 しかし、俺の方も「プリンス オブ ダークネス」の人生を知っている以上、口が裂けても「正義は必ず勝つ」とは言えない。

 「…アキト、お前に一体何があったんだ?」
 「え? なんでそう思うんだ?」
 「漫画家の観察力を甘く見んじゃねえぞ。」
 「……そうだな、あの物語を聞かされてからかな?
 「正義」って奴を信用する気になれなくなったのは……」
 「興味あるな。どんな話なんだ?」
 「え? う〜〜ん、あんまり話したく……」
 「ケチケチすんな〜〜!! 話せ、話せ!」

 お前等にはちょっと話し辛いんだけどな……まあ、仕方が無い、か。

 「そうだな、結構長い話なんで、何処から話そうかな……」
 「「始めから話せ。」」
 「…分かった。

 舞台は……そうだな、じゃなかった、ええと、機動兵器があるファンタジー世界だ。」

 脚色して、あと固有名詞をはぐらかしておけば大丈夫だよ……な。

 「その世界で「父祖の復讐」という大義に燃える連中がいた。

 そいつ等は、とある大国に悲惨な不平等条約を押しつけられ、それを不服としたせいで俺達の世界でいう「核兵器」に相当する禁呪で滅ぼされた小国の末裔達だった。

 彼等は祖国を追われて、人間が住めないとされる極寒の地で、古代人が残した遺跡を利用して、かろうじて生き残った。

 一方の大国は禁呪の使用を闇に葬り、それをごく一部の特権階級だけの秘密にした。

 それから100年後、彼等は大国に対して「昔の事を水に流すから、100年前の非を認めろ。でなければ、そちらの国を滅ぼす」と通達した。」

 「ちょっとまった。なんで延々と歴史が続くんだよ。」
 「物語のバックボーンだからだよ。 もうすぐ、終わるから我慢して聞けよ。

 この小国の方からの通達は大国の特権階級の連中に握りつぶされてしまう。

 で、戦争が勃発するワケなんだが……

 小国が戦場に投入したのは遺跡を使って作った無数の無人兵器だ。

 大国は敵に歩兵や有人兵器がないのをいい事に、敵を「正体不明の悪魔か何か」として「人々を守る為」という「正義の御旗」を振りかざした。

 事情の知らない大国の人々は、その「正義」になんの疑いも持たなかった。

 一方の小国の方も100年前の恨みがあるから、「大国は悪だ」という教育がされていて、自分達こそが正義だと考えていた。

 まだ、バックボーンの段階だが……
ほら、もう2つの相対する「正義」がここにあるわけだ。」
 「でもよ、それって大国の特権階級が悪いわけじゃねえか。」
 「ここまでならな。

 けどな、小国の権力者達は無人兵器に、戦闘だけではなく無差別殺戮もさせていた。

 勿論、小国の一般市民には内緒で、だ。」
 「………」
 「おまけに、この戦争には権力者や商人達によるとある強力な「マジックアイテム」の争奪戦っていう側面もある。
 事情も知らないで戦っていた末端の兵士や、命の危険に曝されていた民間人はいい面の皮ってわけだ。」

 「ひでえ話もあったもんだな。」

 「結局この戦争は、真実を知った大国側の遊撃部隊による「マジックアイテム破棄」という暴挙によって幕引きを余儀なくされ、戦乱に疲れた世界には一応の平和がやってきた。

 だが、大国と小国の軋轢は失われたワケじゃなかったし、小国で犯罪を犯した大国の特権階級が大国に引き渡されるだけで裁かれないなんて事も日常的にあった。

 それに耐えかねた男達がいた。

 彼等はもう一度戦争を起こしてでも、この不平等な状態を正すべく行動を開始した。
 彼等はその理想を実現する為に、非人道的な人体実験も平気で行った。
 全ては、大国に裁きを下し、彼等の指導者による「新たなる秩序」を打ち建てる為に」

 「ちょっとまてよ! それって、ベタベタの悪党じゃねえか!!」

 「本人達は真剣に自分達が正義で、人体実験は「正義の為の犠牲」と考えていたらしいぞ。
 暴走した「正義」ほど危ないシロモノはないってことだな。」
 「………」
 「ただ…その暴挙が眠れる獅子を叩き起こす結果になった。

 

 ここで、話は前後するぞ。ここまでは割と「歴史」の話ばかりだったからな。

 ここから先は「物語」だ。この歴史の中のある人物が主人公だ。」

 「…やっと本題かよ。」
 「まあそういうな。

 主人公は戦争を終わらせた遊撃部隊に所属する給仕係の男だ。
 そいつは幾つもの偶然によって、パイロットを兼任する事になった。
 部隊設立当初は単なる新兵以下のド素人だったが、幾つもの戦場がそいつを強力なエースパイロットに叩き上げた。

 戦後、そいつはかねてよりの夢だったコックの夢を実現させ、家出して転がり込んできた遊撃部隊の女隊長と、彼女について来た魔法使いの少女と一緒に暮らすことになった。

 それは、騒がしいけどとても幸せな日々だったらしい。」

 「い、家出って……」
 「戦略家、戦術家としちゃ超一流だが、頭の中は子供だったらしいからな。
 ま、それは置いておこう。

 で、三人で幸せに暮らしていたんだが、その幸せも長くは続かなかった。

 悲劇は、給仕係の男と女隊長の新婚旅行中に起こった。

 二人は、さっきの話に出てきた「新たなる秩序」を打ち建てようとする連中に捕まり、人体実験の受ける羽目になったんだ。
 そいつらにしてみりゃ、戦争終結の立役者であるこの二人は親の仇同然だったんだろう。
 奴等は遊撃部隊が破棄した筈のマジックアイテムを手に入れていた。
 そして、それを制御する道具として女隊長を選び、彼女をマジックアイテムに組み込んでしまった。
 その一方で、給仕係の男は度重なる人体実験の末に五感を失った。」
 「「!!!!」」
 「かつての戦友に助け出されたそいつの心は復讐心で一杯だった。
 五感を失った恨み、愛する女性を奪われた怒り、人体実験で死んでいった人達に誓った復讐……
 そんな物で一杯だったんだ。」
 「「………」」
 「そして狂気とも思える鍛錬の末に、給仕係の男は凄まじい戦闘力を手に入れた。
 五感も自分と同じように助け出された少女と魔法的な繋がりを持つ事で、ある程度が戻ってきた。

 ただ、コックの命とも言える味覚と嗅覚は失われたままだった……

 

 その時からかもしれない。

 そいつが人殺しを禁忌としなくなったのは……」

 「ふ、悲劇のヒーローじゃねえか!」

 「その復讐の巻き添えで、5ケタの罪のない人々が死んだ。」
 「「なっ!!」」
 「軍はそいつの暴挙を止めようと全力を挙げたんだが、逆に叩き潰されただけだった。

 理由はただ一つ。そいつが強すぎたからだ。

 やがて、お鉢はかつての戦友達にも回ってきた。
 その中には、かつて一緒に暮らしていた魔法使いの少女もいた。

 彼等はあの幸せな日々を想いながら戻って来いと必死に訴えたんだが、給仕係の男は全く聞く耳を持たなかった。

 …そんな中、魔法使いの少女のところにも「新たなる秩序」を打ち建てようとする連中の魔の手が伸びる様になった。
ただ、彼女の所には遊撃部隊の面々が集まっていた事から、この攻撃は不発に終わった。
 それどころか反撃で壊滅寸前にまでされた。
 給仕係の男も宿敵を倒した。女隊長も救出されて復讐は終わった。

 だが、給仕係の男は自分の手がどれだけ血塗られているのかを省みて愕然とした。
 そして、血塗られた手で幸せを掴む事はできないと考えて、女隊長や魔法使いの少女、そして戦友達の前から姿を消したんだ。

 ………………

 これで、この話はおしまいだ。
 色々省略した点や、一部変わってしまった部分もあったけど、大筋はこんなもんだ。」
 「「………」」
 「ちなみに、この給仕係の男は自分を正義だなんて思っちゃいない。
 裁かれるべき悪だと思っているんだ。
 これは、「新たなる秩序」という「正義」が、給仕係の男という「悪」の前に敗れ去る話なんだ。

 どうだ? こんな話を聞いた後じゃ、正義は勝つだなんて口が裂けても言えたもんじゃないだろう?」
 「ぐ…」

 

Side Jun

 …どうもパイロット連中で集まって何かを話していたらしい。
 3人の様子から、おちゃらけた話ではない事は分かった、が……
 一体何を話していたんだろう?

 考えていてもしょうがないので、用件だけを手短に話す。

 「テンカワ、センドウ、そろそろ第三防衛ラインだ。エステの中で待機していてくれ。」
 「「了解。」」
 「俺は?」
 「まだ骨折が治ってないだろう…必要な時に休む事もパイロットの重要な仕事だぞ」

 最後の一言は……多分聞いちゃくれないだろう………

 

 さて、そろそろな筈だが……来た!!

 ん? ……やっぱり出撃したか、ヤマダの奴。
 さて、テンカワ達に回収してもらうか。
 俺がそう考えていた矢先、

 「艦長、敵デルフィニウムから通信です。」

 デルフィニウムからの通信が来た。
 前回や前々回では俺が出てユリカを説得しようとしたんだが、俺がここにいる今回は誰からの通信なのだろう?

 「分かった。回線を開いてくれ。」

 カシワギがそう指示し、ルリちゃんが通信を開く。そこで出てきたのは……

 ジュンくん、コウイチくん、おとなしく捕まりなさ〜〜〜い!!
 「「ユ、ユリカ(ちゃん)ーーーーっ!?」」

 思わず声をハモらせる俺とカシワギ。
 ユリカの強襲………考えてみれば有り得ない話じゃないよな。
 しかし、今回のユリカはどうしてデルフィニウムで出張ってきているんだ?

 「ムネタケさんの報告見たんだよ!!
 そっちにアキトがいるのは分かってるんだからね〜〜〜〜っ!!」

 そういうことかーーーーーーーーーーーーーーっ!!

 と、いう事は…まずい!!

 「カシワギ、通信を切れ!! 早くしないとアレが来るぞ!!」

 「!!!!!
 ルリちゃん、つ…」

 「ひどいよひどいよ、わたしからアキトとっちゃうなんて!!

 アキトはわたしの王子様なんだからね!!!

 ああ、可哀想なアキト。
 意地悪なジュン君とコウイチ君にわたしから引き離されるだなんて…

 今すぐ助けてあげるからね!!

 その後は……ムフフフフ……ああ、アキトだめ〜〜〜〜〜!!

 あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、

 アキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキト……………」

 

 そしてブリッジは沈黙した……

 

 耐性のある俺やカシワギは割とすぐに復活できた。

 気がついた時には俺達二人を除いたブリッジクルー全員が意識を手放していたけど……

 ちなみにユリカはまだ暴走中だ。
 このままだと、フクベ提督やルリちゃんあたりの命に関わるので、とっとと通信を切る。

 外の様子はどうなってるんだ……?
 テンカワ達に出撃命令を出し損ねてしまったけど……

 

Side Kazuki

 ジロウ……いやガイのヤツ、手ぶらで出撃しやがった。
 足を骨折してるってのに元気なヤツだ。

 それでも1機撃墜したのは流石だが、今は包囲されて袋叩きにされている。
 ブリッジからの出撃命令はまだだが、助けに行くしかないな。
 どうもアキトや整備班長のウリバタケさんも同じ事を考えているみたいだ。

 そういうワケで、ガイ救出の為出撃しようとした俺達に、当のガイから通信が入る。

 「お前等、今ブリッジに通信を入れるな! 危険だぞ!!」

 ちなみに、ガイのヤツは話ながらでも、敵のミサイルを器用に避けている。
 この辺だけ見ると優秀なパイロットなんだが……

 「どういうことだ?」
 「ブリッジは今、敵の大音響攻撃に曝されている。
 今通信を入れたらお前等までやられるぞ!!」
 「「…………分かった」」

 お前なんでそんな事知ってんだよ、とか色々聞きたかったが、今そんな余裕は無いと気を取り直して、俺達は出撃していった。

 

 戦闘はアッサリ終了した。
 火星帰りのアキトにとっちゃあ、このデルフィニウム達なんぞズブの素人同然なんだろう。

 1機だけこの場に残っているデルフィニウムがいたが、俺もアキトも、そして今はナデシコに帰投しているガイも、なにやら嫌な予感に襲われてソイツには手を出していない。

 ソイツはなんもしてこないし、放っておいても無害そうなので、三人とも見なかった事にした。

 と、コウイチさんからの通信が入る。

 「二人とも、よく聞いてくれ。
 今、ナデシコのブリッジクルーは、俺とジュン以外全員気を失っている。」

 ……ガイが言っていた「大音響攻撃」にやられたのか……。

 「でだ。
 更に悪い事にそろそろ第二防衛ラインだ。
 ブリッジがマトモに機能していない今の状態では、第二防衛ラインの大型ミサイルは致命傷になり得る。
 そこで、二人にはミサイルの迎撃を頼みたい。」
 「コウイチさん……俺、エステの操縦ってこれが2度目なんですよ?
 んなド素人にそんな無茶言われたって…」
 「そうは言うけどな。出来なければ死ぬだけだ。
 俺のフォローで良いからやってみろ。」

 俺の弱音に結構シビアな事を言ってくれるアキト。

 「………しゃあない。やるだけやるか。」

 と俺が言ったと同時に、エステのセンサー類がミサイルを捉えた。

 

 ………アキトの奴、去年よりも格段に腕を上げてないか?

 一発たりとも無駄弾がないのはいいとしても、明らかに放った弾丸より撃ち落したミサイルの方が多いってのはどういうことだ?

 「……ばけもん。」
 「化け物でなければ、火星で生き残るだなんて出来なかったんだ。
 この位は当然って奴だな。」

 さらりととんでもない事を言ってくれる。
 確かにあの物量相手に生き残るには、この位の力量が要求されるんだろうけど、それにしたってなあ……

 ん? なんかがこっちに向かってきてるな。これは……
 あのデルフィニウムか。できればあんまり関わりたくないんだが……

 「カズキ、気が進まないのは分かるが、もうあのデルフィニウムに帰投できるだけの燃料は残されていないんだ。回収してやれ。」
 「…………了解。」

 なんかなあ、すげえ嫌な予感がするんだけどな……

 

 そのデルフィニウムに乗っていたのは、女の子だった。

 なんでもミスマル提督の娘さんらしい。

 それだけだと、なんで嫌な予感がしたのか分からなかったが、彼女がアキトの姿を見た数秒後、嫌でも「嫌な予感」の正体を自覚させられた。

 「……アキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキトアキト………

 アキトはわたしが好きっ!!!」

 ブリッジが沈黙して当然だ………

 俺は意識が薄れていく中、そんな事を考えていた………

 

Side Jun

 「マジか…?」
 「冗談ですよね? 冗談だと言ってくださいよプロスさん!!」
 「いえいえ、軍の正式な決定みたいですよ、本当に。」

 俺達の元に信じられない、否、信じたくない通知が届いた。

 曰く

 「ミスマルユリカをムネタケサダアキの後任とする」

 つまり、「ミスマル副提督」の誕生である………

 思えばムネタケは喚いているだけに見えた。裏では色々と仕事をしていたのだろうが、それにしても大分フリーな立場だったろう。

 そんなポジションにユリカを置いてしまうという事は……

 「お二人とも、新副提督の手綱をしっかりと握っていてくださいね。」
 「「俺には無理です……」」

第五話 「運命、因縁 サツキミドリ2号」に続く

あとがき

 ゆりかちゃん二十歳大暴れ(笑)

 おかげで過去2回を大幅に上回る苦戦を強いられたナデシコでした(爆)

 キャラが動いていないのは、まだまだ修行不足、というより「プリンス オブ ダークネスの物語」と「ユリカ大暴れ」がメインにきている関係上難しかった。ということでしょうか?
 たぶん、いい訳にしかならないでしょうが……

 

 

 

代理人の感想

さすがユリカ(爆笑)。

 

 

それはともかく、キャラを動かそうとすればどうしたってその分話は長くなります。

今回はPrince of Darknessとユリカが主役、と言うことですが、他のキャラを動かそうとすれば

その分話が長くなるのは避けられなかったでしょう。

この話は黒の王子とユリカが主役、他のキャラはそれなりに存在感をアピールする、でいいんです。

上手い人は動かす事によってだけではなく、

一言二言のセリフだけで存在感をアピールさせる事ができる。

ただそれだけの事なんだと思います。

 

 

 

 

・・・・無論、「ただそれだけの事」が非常に難しいわけですが(笑)。