みなさんはじめまして、シズクです
そのですね、今回は作者が「書くネタがないよ〜・・・」とふざけた泣き言を言っているので
しかたなく前書きという形で登場することになりました
さて、あの後の話ですが
無事にナデシコは発進することができ火星へと出発しました
『前回』は木蓮のバッタをナデシコのグラビティーブラストで一掃しましたが
『今回』はアキトさんがエステバリスで全滅させてしまったので軍からナデシコへの要請はありませんでした。
まぁ、かわりに
「あのエステバリスのパイロットを引き渡せ」
と、いう無謀なことを言ってきたりはしましたが。
ですがそれも当然無視し、ビッグバリアも簡単に破り、無事宇宙にでてきたというわけです。
このような流れで来たわけですので、
当然ジュンさんはユリカさんに置いて行かれると言うことも無くナデシコに乗ったままですし、
ヤマダさんもキノコに殺されるようなこともありませんでした。
ちなみにアキトさん’は(アキトさんは私たちと一緒に来たアキトさんで、アキトさん’はこちらの世界のアキトさんです)
コックをやっている反面、アキトさんとマスターに
「暇つぶしにつきあえ」
などと言われ振り回されています。
(端から見たら遊んでるように見えますが、実はアキトさん’を鍛えるための特訓です)
さて、それでは続きを・・・・・・えっ
「もっとちゃんと書け!」
ですか?
すみません、もんくは作者に言って下さい。
これに懲りて今後はもう少し計画を立てて書いていって欲しいんですけどね・・・・
では、本編の方をどうぞ!
二重螺旋の瞬間
nizyuurasennotoki
第5話
ここは僕とシズクの部屋。
一見普通のようだけど完全な防音処置や、電波障害がしかけてあって、
オモイカネですらこの部屋で何が起こっているのか分からないようにしてある。
「で、シンジ。どうするつもりなんだ?」
今問題にしていることは『前回』は殆ど全滅してしまったサツキミドリをどうするかと言うことだ。
さすがに
「もうすぐ木星蜥蜴が襲って来るんで避難して下さいね♪」
と言ってすむわけではない。
一応それなりに手を回さないと行けない。
「助けることを前提に考えると方法は主に4つ。
一つは何かしら理由を付けて今からナデシコを全速でサツキミドリまで向かわせる。
ナデシコのスピードだったら予定の時間よりも早く着ける。
二つ目はサツキミドリにウイルスを送る。
これだったら木星の攻撃が来る前に避難できると思う。
三つ目はアカツキさんに頼んでサツキミドリ自体を月まで移送して貰う。
四つ目は・・・僕がディラックの海を使ってサツキミドリの近くまで跳び
その後、謎の勢力としてサツキミドリをある程度まで攻撃して避難させる。
ちなみに後々のためにもこの時雫の外装は変えて置いて、犯人だということをばれ無いようにしておく。」
本当はまだいくつかあるんだけど、自分なりの意見でハズしておいた。
「それらの危険性は?」
「一つ目・・・「ナデシコが近づくことにより破壊活動を開始する」と言うふうにプログラムされている可能性がある。
二つ目・・・正直言ってどのくらいのを送ればいいのかが分からない
三つ目・・・もしすでに木星蜥蜴が進入していたとしたら月にまで被害がでてくるわけでさらに悪くなる。
四つ目・・・言うまでもないと思うけどわざわざ自体をややっこしくしたくない・・・」
それに・・・・この程度だったら平気だと思うけど・・・・・もしかしたら・・・・・
「どれもそれぞれ危険性はあると言うことか・・・」
まぁ、危険のないことをやっていたらとてもじゃないけど未来は変えられないからね・・・・
「だとしたら・・・・俺としては四つ目が良いと思う」
「へっ?四つ目?」
僕が一番避けようとしていた奴なんだけど・・・
「どうして?
一つ目と三つ目の方はまだ避ける理由が分かるけどなんで二つ目まで?」
僕としては二つ目の意見が一番成功率が高いと思う。
確かに手加減はよく分からないけど、さすがにいきなりウイルスで破壊されるって訳でもないんだし・・・
「向こうの世界にいた間で、シンジの『手加減するよ』ほど信用できないモノはないと実感したからな。
今思い出すだけでも嫌になる。いったい何度死にかけたことか・・・・」
そういえばそんなこともあったような・・・・・・
「と、言うわけで、却下だ。
戦闘の方の力加減はいいかげん覚えたみたいだが、まだ頭の方はオカシイだろうからな」
・・・・・・なんか・・・・その言い方だと僕がバカのように聞こえるんだけど・・・・・・・
「不満があったらシズクにも聞いてみるといいさ。たぶん俺と同じ事を言うはずだ」
で、見事にシズクにも同じ事を言われてしょうがないからその方法になったんだけど・・・・・
ドッカーンッ
「・・・ラスト・・・・・」
ドッカーーーーーーンッッッ
サツキミドリのあちらこちらで爆発が起こっている。
さすがに中心部や人がいるような場所は一発も当てていないのでまだ無事だけど、
ここまでダメージを受けるともうサツキミドリを放棄して避難するしか道がない。
ちなみに今の雫は、全く意味の内外装をつけ、色は漆黒、通常のエステより一回り小さい程度に見える。
《マスター、サツキミドリから脱出艇を確認しました。エステバリス2機ががその護衛に付いています》
「まだ中に人は?」
《あと五十名ほど残っていますが次の脱出艇で全員避難が完了します。護衛のエステバリスもあと一機残っています》
よし、とすればもうここには用なしだな。
急いで帰らないと食堂の方で僕がいないことに気付いてしまう。
「雫、それじゃ、もど、っ!」
バババババババババ
今の今までいた空間に無数の弾丸が通る。
別に当たったとしても大したダメージは受けないけど無駄に雫を汚したくない。
「雫!」
《すみません。レーダーの方動かしていませんでした。
後方より先のエステバリスとは別の機体が接近しています。
この機体は・・・・・・・・・リョーコさん、ヒカルさん、イズミさんのエステです》
後ろから?
サツキミドリ内にいるものと油断していたな・・・・・・
今度からはちゃんと気配くらいは読んでおくことにしよう
《どうするんですか?もうすでにここにいる必要性はありませんが、・・・相手にしますか?》
「逃げる・・・・・けど、跳ぶところを見られたくないからね・・・・・・・・一機だけ動けなくするよ」
距離約百二十メートル・・・・・・・
銃は・・・・・・・この世界の通常のでいいか・・・・・・
「・・・よっと!」
ドンッ・・・・・ドン
ガガッン
「あったり〜」
時間差で飛んでいった二発の弾丸は一発目はよけられたが二発目はちょうどその避けた先に向かい見事ヒットした。
あたったのは・・・ヒカルちゃんの機体だな。
他の二人も追撃してくる気配はない・・・・・・みたいだな
「雫、このまま退くよ」
ここは月のドック。
『謎の敵襲』を受けたサツキミドリの人々はここまで避難してきたというわけだ。
「うをーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
で、ナデシコもパイロット補充のためにすぐに月に軌道を変更したというわけで
「うっきゃらっきゃーーーーーーー!!!!!!!!!」
ココで合流したというわけなんだけど・・・・
いくらパイロット三人が女性だからって、ウリバタケさん達・・・・うるさすぎ・・・・・
「をうり・・・・・・って・・・・・・・・・・・・・・?????・・・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ん?急に静かに・・・・
というか・・・・・・・なんか整備員のみんな時間が止まっているよな・・・
「・・・クックック・・・・・・・フッフッフ・・・・」
ああ、なるほど。イズミちゃんが何か言ったのか。
それにしても・・・・・・いったいどんなことをいえばこんなふうになるんだろう?
アキトの記憶を見ていたときも何故かそこの部分だけは僕でも見えないように厳重に記憶が封印されていたし・・・
まぁ・・・・聞きたいとは思わないけどね・・・・・・・・・・・・
10分後
「・・・・・で、ウワサの凄腕パイロットはどこにいるんだ?」
ああ、さっきからリョーコちゃんがうろちょろと周りを見ていたのはアキトのことを捜していたんだ
まぁ、地球であれだけ大量に木星蜥蜴を倒したし、彼女の性格を考えたらアキトに興味を持つのは当たり前か。
「・・・凄腕かどうかは
ピッ
「フッ、それはこの俺、ダイゴウ・」
プチッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・ああっと・・・・・・・・・今のは?」
「気にしないで下さい。ただのキ○ガイです。」
ルリちゃん・・・・・・・・このさい何時の間にココにいたのかは無視するとして、なんか性格変わってない?
・・・って、ん、あれ?
そういえば今ヤマダさん医療室からだったみたいだけど・・・・何でだろう?
『シズク』
『はい、なんですか?』
『今、ヤマダさん医療室からだったけど、何かあったの?
前回だったらもうかなり前に足の怪我治ってたはずだけど・・・・』
『ハァ、その事ですか。それでしたらミナトさんがやったらしいですよ』
『はぁ?』
『何でもヤマダさんがアキトさんにちょっかいをかけていたらしくて、
ミナトさんがバチンッてやって、ピューンていって運悪く倒れたところが階段だったらしく
ゴテンガタングチャンボキッ・・・・だそうです』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
・・・・・・・・・・まぁ・・・・ミナトさんもアキトのことで何か言われるのはやだったんだろう。
それにしても・・・・・・・・・ヤマダさんも運が悪いな・・・・・
「ルリ、さすがにそれはないだろう。
さっきのはヤマダジロウ。パイロットだ。といっても、今は足の方を怪我していて戦うことは出来ないが。
で、凄腕かどうかはわからないが俺がもう一人のパイロット、テンカワカイトだ。
この艦ではパイロット兼副提督をやっている」
まぁ、怪我の原因はアキトにもあるみたいだから・・・・一応弁解はしておくんだね。
「オマエがあのパイロットか・・・・。さっき紹介したばかりだけど俺はスバルリョーコ。よろしくな。」
「ああ、よろしく」
「で、さっそくで悪いんだけど、勝負してくれないか?」
で、リョーコちゃん、ヒカルちゃん、イズミちゃんVSアキトで戦っているわけなんだけど・・・・・
「おりゃーー!」
スカッズテーーー
飛び込んできたリョーコちゃんを跳び箱のように避け・・・
「え〜い!」
「・・・・・・・・・・」
バババババババババ
ヒカルちゃんとイズミちゃんが着地地点を銃で狙ったのを・・・・
「よっと」
バーストも何も付いていないのにどうやってか空中で方向転換をしてかわす。
「・・・・・・・・・はぁ〜〜〜〜・・・・・アキトの奴・・・少しは手加減しなよ・・・・・・・」
いや、勿論手加減はしているんだけどね・・・・・・
けど、その舐めきった態度はやめといたほうがいいって・・・・・・・・って、ん
『Game Over』
だれか落ちたみたいだな。ずいぶんと派手に飛ばされたみたいだけど・・・・あれは・・ヒカルちゃんか
大丈夫かな?いくらトレーニングマシーンとはあれだけ派手に飛ばされると相当な衝撃が来るように設定してあるはずだし。
プシューー
「ぷは〜〜・・・・・・・・・・う〜〜・・・・強すぎるよ〜〜〜」
「お疲れさま、体は大丈夫?結構派手にとばされたみたいだけど」
「えっ、あ、うん。大丈夫だよ。えっと、アナタは?」
「はじめまして。僕はイカリシンジ。コック兼整備員。カイトの親友みたいなものだよ」
「あっ、はじめまして。私はアマノヒカルだよ。よろしくね」
「うん、よろし『Game Over』『Game Over』・・・どうやら終わったみたいだね」
「カイト君の機体は・・・・被弾数・・・・・0・・か」
ん?言われてみれば・・・・・・・・これじゃ、いくら何でもショック受けちゃうんじゃないのかな
「・・・ねぇ、カイト君ってどうやってあそこまで強くなったんだろう?シンジ君は知ってるの?」
「う〜ん・・・・・・・・まぁ・・・知ってるよ・・・・」
っていうかあそこまで強くさせたのは僕なんだし・・・
「けど一応言っておくけどヒカルちゃん達も充分一流の域まで達してると思うよ。ただカイトは超超一流ってだけだよ
だから別にカイトに負けたことは気にしない方がいいよ」
「あっ、うん。それはわかっているよ。なんかカイト君くらい強いともう悔しいって感じすらしなくなっちゃうもん。
・・・・さてと、それじゃリョーコのこと止めにいくね。多分カイト君にくってかかると思うから」
まぁ・・・・・・・さすがに跳び箱は嫌だよね・・・・・
「じゃ・・・僕は自分の仕事にでも戻るかな・・・」
つづく・・・・
後書きじゃーーーーーーーーー
ども、「なんでリーフの雫、二次小説すくねーんだーーーー」との幽です。
さて、今回の話ですが・・・・・・
言い訳はしません・・・・・・
すみません・・・・・・・
前書きの部分も酷いですが・・・・・・
何より本文がわけわからん。
自分でも途中から何を書いているのかわけわからなくなってきましたし・・・・
いったい何を書きたいのかさえわからなくなってしまいました・・・・・
はぁ〜〜〜・・・・・・・
こんな感じで今回は終わりましたが・・・
次回は・・・・・・全くもって考えていません。
第五話其の二にするのか、それとも第六話を書くのか・・・それさえ決めていません。
一応可能性として一番高いのはヒカルとシンジの話なんですが・・・・
まぁ、この後一気に案がわいてくるって可能性もありますのでどうなるかはわかりませんけどね。
管理人の感想
幽さんからの投稿八弾です!!
一つの通過儀式ですからね、サツキミドリの襲撃は(苦笑)
さてさて、何とかサツキミドリの人達を助けても・・・
その後が、また大変ですね(笑)
しかし、気落ちするヒカルなんてかなり珍しい気がしますね〜
では、幽さん投稿、本当に有難うございました!!
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