喪心の舞姫
第二話
【？？？：テンカワ・ラズリ】
ボクは、夢を見ていた。
夢の中で、ボクは漆黒の復讐者となり、破壊を続けていた。
憎悪と狂気の中、その身は修羅へと堕ちていく……。
【医務室：テンカワ・アキト】
俺は、戦闘が終わったら倒れてしまったラズリちゃんの様子を見に、医務室に来ていた。
まあ、ユリカがこっちの話も聞かずに追いかけてきて、少々隠れたかったからって言うのもあるが。
思わず俺はユリカのとの会話を思い出した。
「アキトアキトアキトー！！ あのテンカワ・ラズリって誰なの！！ まさかアキトのお嫁さんじゃないよね！！」
「な、そんな訳有るか！」
「そうよね、アキトは私の王子様だもの！！ アキトのお嫁さんは私しか居ないよね！！」
「なんでそうなる！！」
「え〜、そうでしょ〜、そうって言ってよ〜。ねぇ、アキト〜。アキトってば〜」
「か、勘弁してくれー」
そのまま逃げ出した俺。追いかけてくるユリカ。
はぁ、参ったな。
……ユリカがラズリちゃんの事聞いてきたって事は、あいつもこの娘を知らないって事だよな。
彼女、誰なんだろうか。
俺はそう思いつつ、ベットに寝ているラズリちゃんの顔を見た。
その寝顔はとても苦しそうだ。
綺麗な顔を歪め、うなされている。
こんなにもうなされて居るんだから、きっと何か酷い体験をしたんだろう。
そう、記憶喪失になるくらいに。
だったら、しばらく何も聞かないでおいてあげよう。
あの戦闘技術とか、色々聞いてはみたいけど。
俺がそう決めた時、後ろから声を掛けられた。
「テンカワさん、彼女、大丈夫ですか」
【同：ホシノ・ルリ】
先ほどの戦いで驚くべき事をやってのけた彼女、テンカワ・ラズリさん。
彼女は私と同じ金色の瞳の持ち主で、しかも彼女がやった駆動システムへの介入は、私と同様な能力の持ち主でもあるという事。
だから彼女は、私の生まれについて、何か知っているかもしれない。
そう思ったら、どうしても話を聞いてみたくなったんです。
私、７年前にネルガルに引き取られるまで、身元不明で、記録も残ってません。
だから、もし彼女が私の事を知っているなら、私が自分の過去を知る手がかりになるんです。
彼女がいる医務室にやって来た時、そこには先客が居ました。
居たのは、テンカワ・アキトさん。
「テンカワさん、彼女、大丈夫ですか」
「疲労だけで、目が覚めればもう大丈夫だろうって……って、君は？」
そう言えば、こっちはテンカワさんの事を知っていますが、向こうは知らないんですよね。
「ホシノ・ルリ。この艦のオペレーターです」
「そうなんだ。よろしく、ルリちゃん。でも、ラズリちゃんもテンカワだから名字だと紛らわしいし、アキトでいいよ」
「わかりました、アキトさん」
「うあああああっっ！！」
私達が自己紹介を終えた時、彼女が叫び声と共に目覚めました。
荒い息の彼女に優しく声を掛けるアキトさん。
「目が覚めた？ もう大丈夫だよ」
「アキト……？ ここは何処？」
「ナデシコの医務室。戦闘が終わったら倒れちゃったんだ」
「そう……、敵が来て、それで……」
アキトさんに答える彼女の表情は何だかぼうっとしていて、まだちゃんと目覚めていない様です。
「無理しない方がいいですよ。倒れるぐらい疲れていたんですから」
私も声を掛けると、彼女はぼんやりとした顔のまま返事をしました。
「ありがと、ルリちゃ……！！」
そこで驚きの表情で固まる彼女。
ですが、驚いたのはこちらも一緒です。
「どうして私の名前を知ってるんですか？！」
慌てて私が聞き返した所、彼女は困惑した表情で暫く考え込みました。
「わからない……。どうして君の名前が口から出たんだろう。ルリちゃん、ボクの事何か覚えがない？」
「いいえ、初対面だと思います。でも、どういう事ですか？」
「ラズリちゃん、記憶喪失なんだって」
私の疑問にはアキトさんが答えてくれました。
でも、それじゃラズリさんが私の生まれを知っているかどうかわからないです。
私がそう思った時、こっちを向く彼女。
「ボクが君の名前を知っていたって事は、ボクと君には何か関係があるかもしれないね。よろしくね、ルリちゃん」
彼女はそう言って微笑みました。
その微笑みはとても優しくて、思わず見惚れそうでした。
慌てて頭を振った時、伝言を頼まれていたのを思い出しました。
「プロスさんが何か今後の事のためにやって欲しい事があるので、大丈夫ならシミュレーションルームに来て欲しいって言ってました」
「わかった。もう少ししたら行くって伝えておいて」
【シミュレーションルーム：プロスペクター】
ナデシコは無事に初陣に勝った訳ですが、同時に幾つかやっておかないといけない事が出来てしまいました。
例えば、あの戦闘に貢献した二人の処遇です。
アキトさんはコック兼パイロットで良さそうですが、ラズリさんの方はマシンチャイルドとしての能力を確認しておかないとまずいでしょう。
そういう訳で、私は未調整だったシミュレーションルームの戦闘プログラム調整をラズリさんにやってもらう事にしました。
ナデシコは最新型ですから、当然シミュレータも最新の物です。
ですからテストプレイと調整をヤマダさんとルリさんにやってもらう予定だったのです。
これがラズリさん一人で済むなら経済的でもありますから。
「ラズリさん。あなた、パイロットだけでなくオペレータでも、かなりのものですよ」
いやはや、ラズリさんのマシンチャイルドとしての能力、ルリさんに劣りませんね。
始めはぎこちなかったのですが、見る見るうちに上達してゆきました。
と、言うより、昔やっていた事を思い出したというような雰囲気です。
本人は何で出来るのか不思議なようですが。
「今、オペレータはルリさんだけなので、オペレータもやってもらう事にしましょう」
経歴が謎なので不安もありますが、能力がある人間を放っておくのは勿体ないですから。
「ええっ？」
「お給料もその分上がりますよ」
「はあ……、やるのは別にかまいませんけど」
「通常時はサブオペレータとしてルリさんの補佐。戦闘時はエステバリス等のオペレート。
そうすれば戦闘時ルリさんはこの艦、ナデシコのみのオペレートに専念できますからね」
「わかりました」
「ああ、現在の状況では、出来たらパイロットの方を優先して下さい。パイロットがまだ少ないですから」
「そうですね、アキトに無理させたくないですから」
話がテンカワ君の事になったとたんに、彼女は優しい笑みを浮かべました。
記憶喪失と言っているのにわざわざテンカワ姓を名乗る事といい、彼女とテンカワ君には何かあるのでしょうか？
「もう話は終わりですね？ それじゃあ失礼します。この事、アキトに教えてあげたいんで」
私がそう思った時、一礼してそのまま部屋を出ていく彼女。
ふーむ？ テンカワ君と彼女の関係、少し調べておく方が良いかもしれませんね。
【食堂：テンカワ・アキト】
「ねぇ、アキト〜。アキトってば〜」
ユリカがずーっと俺の後をついてくる。
医務室を出て直ぐ見つかって、それからずーっとなんだが、こいつってば昔と全然変わってねぇ。
いつもこうやって、俺が相手してやるまでずーっと後ろを付いてきてたんだ。
何だか懐かしくなっちまう。
……おっと、こいつには聞かなきゃならない事があったんだ。
俺は、ユリカの方を向いて真剣な表情で口を開く。
「オレの両親は火星で殺されたんだ」
「うそ！」
「お前が火星を去ったあの日、両親は事故に見せかけて殺された。
俺は、真相を知りたい。俺は、真相次第では、おまえだって殺す。殺すかもしれない」
俺の言葉を聞いたユリカは、衝撃を受けたのか呆然としている。
つまりユリカは何も知らないって事か。
だけど、さすがにユリカでも驚いたか……。
と思いきや。
「や、やだ、なんかハードボイルド」
その言葉と共にユリカの顔が赤くなり始める。
おいユリカ、お前何考えてる？
呆れた俺は、ユリカを放っておいて食堂の同僚に声を掛けようとした時、いきなり第三者の声が割り込んできた。
「逆に言えば、真相次第ではユリカ艦長を力の限り護ったりもするんですよね」
「「ラズリちゃん！！」」
気づいた俺と正気に返ったユリカの声がハモる。
「あ、立ち聞きしちゃったのはごめんなさい。でもどうしても言っておきたくて」
ラズリちゃんは悲しげな、かつ心配している表情で、こんな事を言った。
「アキトは、人を殺すなんて言ってるより、護るって言っている方が似合ってる気がしますよ」
「だけど、俺は……」
護れなかったんだよ。アイちゃんや、他のみんなを。
【ブリッジ：テンカワ・ラズリ】
重大発表があるって事で、フクベ提督とプロスさんが艦内放送をしている。
何やら、ナデシコの今後の事についてらしい。
「我々の目的地は、火星だ」
「ナデシコは、取り残された人々を救出するために、火星に行くのです」
火星という言葉を聞いたとたん、頭の中を様々な映像が駆けめぐる。
火星……ユートピアコロニー……イネス・フレサンジュ……アイちゃん……極冠遺跡……ボソンジャンプ……火星の後継者。
断片的なイメージでよくわからない。
でも、大事な事、思い出さなきゃいけないはずの事。
この記憶について、もっと考えたかったけど、それは出来なかった。
「この艦は頂くわ」
ムネタケ提督のその言葉と共に、銃を持った兵士達がブリッジに雪崩れ込んできたからだ。
「ムネタケ、血迷ったか！」
「その人数で何が出来る」
「勘違いしないの、ほら、来たわよ」
海中から幾つもの戦艦が浮かび上がってきた。
「こちらは連合宇宙軍第三艦隊提督、ミスマルである！」
「お父様？！」
驚くユリカ艦長に、ミスマル提督は要求を告げる。
「ナデシコは連合宇宙軍が徴発する！」
困惑したプロスさんが交渉に入ろうとした。
ミスマル提督は交渉を受ける代わりに、ナデシコの起動キーを持ったユリカ艦長を連れてくる事を要求してきた。
交渉の間のナデシコの勝手な行動を許さないって訳か。
でも、ミスマル提督ってカイゼル髭の威厳がある人で、ユリカ艦長のお父さんとは思えないや。
と、思ったら。
「ユ〜リ〜カ〜。私が間違った事を言ったことなど無いだろう。いい子だから言う通りしておくれ」
いきなり親馬鹿丸出しだよぉ……。
呆れて見ていると、頭の中にこの騒動の展開が浮かんできた。
……抜かれた起動キー……ゲキガンガー３……動き出したチューリップ……ゲキガンフレアー……零距離グラビティ・ブラスト……。
また？ これは一体何？
でも、さっきよりはっきりしていて、何だか報告書でも読んだみたいだった。
「抜いちゃいました〜」
そんな思考に飛び込んできたユリカ艦長の声。
ユリカ艦長、起動キー抜いちゃったんだ。
今の、頭に浮かんだ通りだ……。
驚いているボクの前を、ユリカ艦長達は交渉のために歩いて行く。
その後ろをジュンさんがついて行くのを見たら、さっきの「記憶映像」の中にあった事を思い出して、思わず声を掛けていた。
「ユリカ艦長、ジュンさん忘れないで下さい」
「ぼ、僕はユリカの荷物なの？」
「あれ、ジュン君もついてくるの？ 何で？」
「僕はユリカが心配だか…いや、僕は君の副官だから」
「そっか、ジュン君はやっぱり親切だね。じゃあ、行こうか」
そうして、ユリカ艦長とジュンさん、後プロスさんは交渉に向かった。
あれ？ 何かユリカ艦長にちゃんと伝わってないような……？
ボクは一緒に帰ってくるようにって言ったつもりなのに、一緒に行くって事だけしか伝わってないようだったぞ。
……まあ良いか。この「記憶」とこれからの事について考えなきゃ。
【食堂：テンカワ・ラズリ】
ナデシコのメインエンジンは停止状態。
ボク達は食堂に軟禁。
で、ゲキガンガー３の上映会。
全てさっき頭の中に浮かんだ通りです。
どうしてわかったんだろ。
ボクって、予知能力者か何かなんでしょうか。
そうすると……。
「オモイカネ、この辺りにチューリップがある？」
『休止状態と思われる物が一つ』
本当にあったよ。
じゃあ、早く何とかしないと作動しちゃうんじゃ？
【同：テンカワアキト】
懐かしいな、ゲキガンガー３。
子供の頃、はまってたんだよな〜。
ダイゴウジ・ガイとかいうパイロットが持っていたビデオを皆に見せていた。
こいつは本当にこのアニメが好きらしい。
本人もこのアニメに負けないくらいの熱血野郎だな。
ガイは皆にこのビデオを見せながら、今の状況に対して演説を始めた。
「なぁみんな、これを見て、この状況に何とも思わないのか！」
ガイのその発言が、俺の中に引っかかっていた事を押し出してくれた。
よし、決めた。
「俺、ロボットで脱出して、ユリカ連れ戻してくる」
「「「「え？」」」」
「俺、火星を助けたい。世界中が戦争しか考えて無くても、何か他に出来る事、それを探したい。
そのためにみんなここに来たんじゃないの」
皆に向かって考えていた事を口にする俺。
「ボクも手伝うよ！」
声を上げたのはラズリちゃんだった。
皆が彼女の方を見ると、彼女は皆を見て口を開いた。
「皆さんもやりたい事があったからこの艦に乗ったんでしょう。このまま終わらせちゃうのは勿体ないですよ。……ね？」
そう言って、最後に柔らかく笑う彼女。
彼女の笑顔のせいか、皆の意見もこっちに同調してきた。
ちぇっ、同じ事でも可愛い女の子が言った方が受けが良いって事かよ。
思わずそう思った時、艦が大きく揺れた。
な、何だ？！
【カタパルト操作室：テンカワ・ラズリ】
ガイさんとアキトの煽動とチューリップの活動により、ナデシコの奪還は結構簡単に成功した。
で、アキトが出撃したんだけど。
「そいつは陸戦フレームなんだってば！」
あ、ここも浮かんできたのと一緒だ。
すると？
「よーし！ 俺が届けてやるぜ！ ゲキガンクロスフォーメーションだ」
やっぱり。
「やかましい。貴方骨折中でしょう」
げし。
ガイさんをひっ叩いて黙らせてから、ボクはウリバタケさんに声を掛けた。
「ボクも出ます。後、空戦フレームをもう一つ」
「なに？」
「アキトの分ですよ。オートで飛ばしても壊されないように守れますから」
【アキト機：テンカワ・アキト】
機体が陸戦フレームのせいでろくな機動が出来ない。
くそっ、このままじゃ……。
「アキトー。これに乗り換えてー」
そこへ呼びかけられた。
見ると空戦フレームが二体向かってくる。
ラズリちゃん？！ ありがたい！
彼女の誘導で空戦フレームとの交換は成功した。
よし、これで……！
気合いを入れた俺は敵へと突っ込む。
と、俺の気合いに反応したかの様に機体の周りにバリアが発生して、触れる物を弾き壊していく。
うお、すげぇぜこいつは。
「ゲキガンフレアー！！」
思わず叫ぶ俺。
「アキトやるー。よし、ボクも……」
ラズリちゃんがそう言ったかと思うと彼女の機体もバリアに包まれる。
「いくよ、アキト」
「おう！」
「「ダブルゲキガンフレアー！！！」」
エステバリス二機による一点集中同時攻撃。
二体分のエネルギーが一点に集中して、かなりの破壊力だ。
でもこのエステバリスって、ほんとにゲキガンガーみたいなロボットだな。
【ラズリ機：テンカワ・ラズリ】
「すっげー！ このままやっつけようぜ！」
「調子に乗らないの」
浮かれるアキトを窘めるボク。
「もう少ししたらナデシコの攻撃が来るはずだから無茶しない」
と、そうだ。
「そうだ、アキト戻ったらガイさんに何か言ってあげて」
「なんで？」
「ガイさん骨折しているのに、アキトのためにフレーム届けようとしてたから」
「へぇ、あいつがねぇ。でもそれって……」
そう答えたアキトの表情を見て、笑いながらアキトの考えていると思われる事を言ってみる。
「ま、ただ目立ちたかったからかもしれないけどね」
「いえてる」
そのまま二人で笑いあう。
「さ、ナデシコの攻撃まで、囮を続けますか」
「ああ、そうだな」
ま、そんな事やりつつ囮をして。
ナデシコはチューリップを零距離射撃のグラビティブラストで破壊したわけで、これも浮かんだ通り。
ついでに、ジュンさんも浮かんだ通り忘れられていました。かわいそうな人です。
でも、これ、本当に「予知」みたいだ。
どうしてボクこんな事がわかるんだろう。
【後書き：筆者】
第二話です。
第一話は大事なのは本文だからと、後書きは短かったのです。
後書きつけるの初めてでしたし。
が、後書きも読者の興味に影響を与えると言う事に気づき、今回は少し長くしてみました。
つまり、後書きも作品の一部だったと学んだんです。
やっぱり、投稿すると勉強になりますね。
さて、本文についてです。
テンカワ・ラズリ、自分の事を予知能力者だと思ったようです。
少し、期待はずれの展開だったかもしれませんね。
でも、タイムスリップしてきたと思うのと、どっちが現実的かと言えば、こっちの方がましだと思います。
あと、ちょっとした裏話を。
彼女が何故忘れていた事を思い出したか、です。
人間忘れた事ってのは、大げさなきっかけが無くても、体験した時と同じ様な状況になると思い出す物です。
例えば学校で自分の席に着いたら宿題が有った事を思い出すとか。
そして、普通の人間はあくまで似たような状況です。
が、彼女の場合は全く同じ状況ってのもあり得る訳ですから、忘れていた事も色々思い出すでしょう。
しかし、同じ状況にならないと思い出せないなら、それは物事の直前であるわけで。
彼女はそれで未来を変える事が出来るでしょうか。
まず、相当無茶しないといけないはずです。
しかも普通の逆行者なら、知ってる未来とのずれが大きくなるためやらない事も、予知だと思っている限りやってしまいます。
今回も、書き始めた時は彼女ジュン君をナデシコに残らせてしまいました。
次回が盛り上がらないので止めてもらいましたが。
まあ、それで「予知」と現実のずれが起きた時、物事を「予知」できなかった時、彼女はどういう行動に出るんでしょう。
大きなずれが起きる前に記憶を覚醒させる方が筆者としては楽なんですけどね……。
後、今回の戦闘シーン、結構お遊びみたいな物なので気にしないで下さい。
物語の参考にスパロボＡをやっていたので、きっとその影響だと思いますから。
最後に、前話で頂いた代理人様の感想に対する返答です。
＞ジャンプしたせいでルリやラピスと混ざったとか
合っている所もある、ぐらいですね（微笑）。
最初は単純でも、とんでもない結果になる事ってありますよね。
ユリカの料理のように（笑）。
この答は話が進むうちにわかってくると思います。
では。
代理人の感想
をを、こーゆーのもありですね（ぽんっ）。
「記憶喪失＋未来の記憶が時々浮かぶ」なら本人が自分を予知能力者だと思っても不思議はないわけで。
逆行物としてはかなり斬新なアプローチかと思います。
「大きなずれが起きる前に覚醒させる方が楽」とおっしゃってますが、
そういうギャップに対してどう反応するか読者としては興味があったり（鬼）。
＞ユリカの料理の様に
な、なんだか恐ろしい想像をしてしまったんですが今(核爆)。
追伸
やっぱり逆行ものだとガイって見せ場少ないですよねぇ(爆)