チュンチュンと小鳥が鳴く声が聞こえている。


辺りはちょっとした林だ。


時刻は・・・・昼を少し過ぎたといったところだろうか?


別にどうということのない、極普通のありふれた田舎の後景。


・・・・・・・・・そう、
彼ら以外にとっては(爆)


・・・・・・たとえ、宇宙戦艦のラー・カイラムが



地面に突き刺さっていたとしてもだ!!(爆)



さらにその上で
『まっするゲンドウ』が無暗に爽やかな笑みを浮かべて


ポージング
していたとしてもっ!!(核爆)







午後の 紅茶 ひととき。
          副題 
○リコン同盟の午後






此処は何処かの世界の何処かの田舎。


彼ら「自由への脱出」メンバーは束の間のひとときを楽しんでいる。


なお、現在は某同盟の猛追撃をなんとか振り切り


62日と13時間42分14秒ぶり
の休憩をしていたりするのであった。(爆)



紅茶とクッキー(シンジの手作り)でまったりと過ごす一団。


主要メンバーは以下の通り


1.テンカワ アキト


2.速水 厚志

3.某『駄目亭主』


ここまで言えば賢明な読者はお分かりだろう、


この集団、他のメンバーからは
ロリ○ン同盟と呼ばれている集団であった(核爆)



その他数名、何時の間にやらよく集まるようになっていた。


………………世間ではそれを『類は友を呼ぶ』というのだが


本人たちはあまり気にしていないらしい(笑)




アキト「・・・・・・ふぅ、今回もなんとか無事に逃げ切れたな。」


かなり疲れた顔で…それでいて安堵した顔で言うアキト。


速水「ええ、・・・ちょっと今回は危なかったですけどね。」


アキト「ああ・・・・・・特にルリちゃんとラピス、何時にもまして追撃が激しかったが・・・・・・


    一体何処で育て方を間違えたんだろう」(汗)


速水「・・・・・・・・ハハハハハハ(乾いた笑)、そうなんですよ。最初は兄のように慕っていてくれ


   ていたはずなんですけど・・・。何時の間にかあんな風になって・・・・・・・」(泣)


駄目亭主「いんや、お前らなんてまだマシな方だぜ、まだ個々の力は可愛いもんさ。俺んとこに比べれば。」


少し考える二人


アキト&速水
「「・・・・・・確かに」」


同時にコクリと頷く二人、息はピッタリだ(笑)


駄目亭主「・・・・・・・・・・思いっきり頷かれるとそれはそれで結構ムカツクな」(努)


アキト「まあまあ、落ち着いて。 でだね、今回はその件に関して話し合おうと思うんだが・・・・」


アキト除く全員「「「「「と、言うと?」」」」」


アキト「我々が彼女らを相手にするには経験不足としか言えないわけだが・・・・・こう・・・もっと少女

扱いに長けた・・・・


シャア「呼んだかねッ!! アキト君!!」


きゅぴーん
という音とともに額を光らし

「ツイ―ン」
とやってきた○リコンシャア・アズナブル。


その場に居た全員
「「「「ヒッ!!」」」」


シャア「ん? どうしたのかね、君たち。人の顔を見るなり悲鳴を上げて」


アキト「い・・・いえ、なんでもないです、シャアさん」


・・・やや・・・・・というかかなり引きつった顔で答えるアキト。


アキト「・・・・・・・あ、ちょうど良かった。シャアさん、


実はかかくしかじかで。」


シャア「なんとな!! よろしいこの私でよければ協力しようではないか!!」


こういう時、SSでは非常に楽である(笑)


勢いよく引き受けたシャア、ただしその目はどことなく


『駄目っぽい』光
を宿していたりするのだが(笑)



一方、そのテーブルから少し離れたところにあるテーブルでは・・・・・・・


シンジ「ねぇ、ドモンさん。」


ドモン「なんだ? シンジ君。」


シンジ「類って本当に友を呼ぶんですね。」


ドモン「・・・・・・・・・・ああ。」


とかいった会話がされていたとかいなかったとか。(笑)





場所は戻って某テーブル


何時の間にやら用意されたステージ


意味もなく辺りには巨大なスピーカー


そして演説台(マイク付き)


無論
シャア専用なのでかったりするが(爆)


・・・・・・・・・話がずれた、


演説台に立ち、眼前にならぶ○リコン同盟に向かって口を開くシャア


シャア
「我々は一人の○リコンを失った。


これは停滞を意味するのか? 


否!


始まりなのだ!


ノーマルと言い張る奴等に比べ我等○リコンの人員数は極一部である。


にも関わらず今日まで存続し続けてこられたのは何故か!


 諸君! 


我等の存在目的が明確だからだ!


一握りの○リコンが戦艦一つ分にまで膨れ上がった逃亡者を支配して数ヶ月、


ラーカイラムに棲む我等が平穏を要求して、何度現実に踏みにじられたかを思い起
こすがいい。


逃亡者たちが掲げる、


逃亡者一人一人の自由のための逃亡を、自由の女神が見捨てる訳は無い。


私の友のひとりであり、諸君らが信頼している仲間の一人、速水は刺された、何故
だ!」



その時、その演説を少し離れて見ていた『最速男』の一言。

『浮気性だからさ』


速水「・・・・・・ハハハハ」(汗)


それを聞いていた速水は乾いた笑声を上げつつ腹を抑える



シャア
「戦いはやや落着いた。諸君らはこの逃亡を非現実的だと目を背けているのではないのか?


しかし、それは重大な過ちである。


『自称』逃亡者の<妻たち>は聖なる自由を汚して我等を薔薇色の鎖で縛ろうとろう
としている。


我々はその恐ろしささを他の男どもに教えねばならんのだ。


速水は、諸君らの甘い考えを目覚めさせるために、刺された!


戦いはこれからである。


我々の軍備はますます増強しつつある。『自称』逃亡者の<妻たち>とてこのままではあるまい。


諸君の友も強敵も、『自称』逃亡者の<妻たち>の身勝手な我侭の前に死んでいったのだ。


この悲しみも怒りも忘れてはならない!


それを速水は体を張って我々に示してくれたのだ! 


我々は今、この鬱憤を結集し、『自称』逃亡者の<妻たち>に叩きつけて初めて真の勝利を得ることが出来る。


この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる。


○リコン立て
!悲しみを怒りに変えて、立てよ○リコン!


我々
○リコンは諸君等の力を欲しているのだ。


ジーク・○リ!!




その演説が終わると同時に全員が立ち


『『『『ジーク・○
「うるせぇ!!」・・・・・・』』』』


・・・・・訂正、一人だけ立ち上がらなかった。


『駄目亭主』だ。


『駄目亭主』「さっきから聞いてりゃいい気になりやがって。

 
 何様のつもりだ手前ェ、男がぐだぐだ言ってんじゃねぇよ。」


シャア「・・・・・・・・・・なんだと!? 貴様、そう一度いってみろッ!!」


『駄目亭主』「ああ何度でも言ってやるさ、手前ェの言っている事は詭弁なんだよッ!!


 自分がやっている事を正当化させようとしているのに過ぎねぇんだよッ!!」


シャア「(ピクッ!)・・・・ほぅ、貴様、たしかピー(『駄目亭主』の本名)と言ったな。


 確か・・・・ピー(『幼妻』の本名)という子が同盟のメンバーの・・・。」


流石は元祖○リコン、その辺の情報はバッチリである(爆)


『駄目亭主』「ああん?それが如何したッ!!」


何時にもまして喧嘩腰な『駄目亭主』、今にもつかみ掛かりそうな勢いだ。


シャア「ならばお前も我等の同類だろうがッ!! 貴様のそのセリフこそ詭弁だろう!!」


『駄目亭主』「うるせェ!! 黙れこの元祖○リコン野朗!!」


ブチ切れた『駄目亭主』がシャアに殴り掛かる!!


その攻撃は怒りの為か、素人でも避けれるような直線的な攻撃だ。


ニュータイプたるシャアにとっては避けることなぞ容易いだろう。


だが・・・・・・・・・・


ガッ!!


『駄目亭主』「・・・・手前ェ!! ふざけてやがるんかッ!! どうして今のを避けなかったんだッ!!」


シャア「・・・・・・・・・」


だがシャアは答えない。


ただ俯いて、震えているだけだ。


『駄目亭主』「オラァッ!! どうした、なんか言えよ手前ェ」


反応をしないシャアにもう一撃加えようと殴り掛かる『駄目亭主』


・・・・・・・だが、その一撃は届く事はなかった。


なぜなら・・・・・・・シャアが突如として


「まっするシャア」に変身(?)したからだ!!


無論、
ビキニパンツワセリンは標準装備だ(爆)


近くにいた奴全員
「「「「「「なにぃっー――――ツ!!」」」」」」

『ガビーン』
とばかりにうすた調に固まるその他の逃亡者たち。(笑)


まっするシャア
「この馬鹿 弟子モンがァッ!!」


まっするシャア「貴様!!(おふぅ) もし本当に貴様がロリでなければ(ふん)こんな事にはならんはずだ!!(ふぬぅ)


だがしかし、貴様は今の状況を甘んじて受け止めている!! 違うかッ!!」


『駄目亭主』「違う!!断じて違うはずだッ!!」


まっするシャア「はずだと?! ならば認めているも同じだ!!


 『駄目亭主』、自分に正直になれッ!! 自分の心に従えッ!!」


『駄目亭主』「・・・・・くッ!! うるせェ、手前ぇの言葉なんざ知った事かッ!!」


まっするシャア「この痴れモンがァッ!!(おふぅ)」 


バキッ(殴った音) 


『駄目亭主』
「おふぅ!!」


まっするシャア「貴様は(むふぅ)それでも『トリーズナー』かッ!!(おふゥ) ただただ自分の信念を貫く貴様は死んだのかッ!!」


『駄目亭主』「あんだとっ!! 手前ェ、もっぺん言ってみろ!!」


まっするシャア「何度でも(ふぬぅ)・・・何度でも言ってやろう!! (むふぅ)お前は心の奥底ではそれを喜んでいるんだッ!!(おふぅ) 


 本当のお前は真性の○リなんだ!!(ふん)


考えるな!! 心で感じるんだッ!!」


『ズキューン』
 とばかりに荒木調になる『駄目亭主』。


『駄目亭主』「くッ。(馬鹿な・・・・・・俺が○リコンだとッ!! 認めねェ、認めねェぞッ!!・・・・・・・・ハッ。)」


突如頭の中を横切る『幼妻』の笑顔。


『駄目亭主』「お・・・・・俺は・・・・・。」


顔を伏せてわなわなと震える『駄目亭主』


まっするシャア「
・・・・・・(ぽん)、もういいだろう、『駄目亭主』。


そういって無駄に爽やかな笑みを浮かべて、歯を『キラリ』と光らせつつ手を差し伸べるまっするシャア。


『駄目亭主』「
・・・・・・・ア・・・兄貴ィッーーーツ!!


マッスルシャア「
『駄目亭主』よーッ!!


ひしと抱き合う二人。





場所は変わってまたまた別のテーブル


ロラン「・・・・・・・あの、ドモンさん。」


やや、間があってから


ドモン「・・・・・・・なんだ? ロラン君。」


ロラン「あーやって人間、『駄目』になって逝くんですね。」


ドモン「・・・・・・・・・・・。」


・・・・・・・あまりにも
痛い会話が為されていたりする。





ひしと抱き合った二人、そして、その周りを囲む『○リコン』同盟の面々はというと、


「「「「「ジーク・シャア!!  ジーク・○リコン!!」」」」


「兄貴〜ッ!!」


「ハラショ〜!!」


「一生ついていきヤスぜェ、兄貴ィッーツ!!」


などと
奇声を発しつつ胴上げしていたりする。



肉と肉がぶつかりあい、弾け跳ぶ
『男汁』、そして火花。


そしてその火花が辺りに充満していた『謎の気体』(かなり臭ったり)に引火。


そして
爆発


無論、全員
『アフロ』だ!!




それを見ていた
『全裸』のクロード・C・ケニ― 、


場所は『まっするゲンドウ』が先ほどまでいた場所、


『無駄に爽やかな笑み』
を浮かべ、『ババーン』と勢いよくオルガンを鳴らし、一言。



「"And Now,For Something Completely Different…"」

      (ま、それはそれとして。)




そして、それを
生暖かく見守っていたブライト艦長、


こめかみを抑えつつ苦渋の顔で一言。


「"It's!"」
(恥をかかせおって)




又、余談ではあるが、某所では上機嫌な『幼妻』が見れたとか見らなかったとか(どっとわらひ)




<いーから終われ>



後書き

・・・・・・・駄目だこりゃ。



ども、yukiっす。

いやー、よりにもよって久々の投稿が
これかッ!!

てな感じですが何とか書き切りました(安堵)

又、この作品はBA-2さンの TM『逃亡者シリーズ』 とヒスロディさンより『まっするゲンドウ』の許可を頂いて製作しております。

今回の作風は『BA-2さン調 in 嫌っぽいもの』と相成りました。

なんぢゃそりゃ? という方、気にしたら終わりですぜ。ダンナ(誰だよお前)

・・・・・・・・・・さてと、今回のSSを書いた理由ディスが。

ただ単に逆指名をしたかっただけだったりします(爆)

・・・・・・・不純ですなぁ(笑)

ま、いっか。

なお、このSSは『嫌っぽいもの』であって、嫌SSではありませんのであしからず。

さて、お待ちかねの感想は無論この方。

「せっかくだから、俺はあの赤い人を選ぶぜェ!!」

             
本当は灰色だけどね(ボソッ)



<灰色な人の感想>


何を期待しとるん?

>今回の作風は『BA-2さン調 in 嫌っぽいもの』と相成りました。

 次は是非ともオリジナルの作風で勝負してもらいたいですな、かかってこい(爆)



 あ、一応言っておくと、ヒスロディ氏が「まっするゲンドウ」を考えたのではなく、
WRENCH氏から使用許可の権限を預かっているだけですので誤解無きよう。