・・・・光の中俺は、大切な人のことを思い出す。

・・・・楽しかった思いで・・・・・・

・・・・そんな思い出に、突き刺さる黒い過去・・・・・

・・・・もがけばもがくほど、痛みは増し大切な物は崩れていく・・・・

・・・・それでも、もがけずにはいられない。

・・・・傷つきながら、壊しながら・・・・

・・・・もがきつづける。

 

NADESICO in PHANTASY STAR
THE DARK SOUL
第1部 -PHOTON MANAGER-  1話 目覚め 

 

 

うぅ・・・・

ここはどこだ?

 

「あっ博士、患者さん目を覚ましましたよ?」

どこからともなく声が聞こえる。

「うっ、あっ・・・」

「あのぉ大丈夫ですかぁ」

一つは、心配そうな女性の声。

「ふむ、もう目を覚ましたのか・・・・

あと2・3日は目を覚まさないと思っていたんだけどなぁ?」

もう一つは、ふざけた男の声だった。

 

「よかったですねぇ、早く目を覚まして・・・・」

「いやぁ、暴走していたナノマシンの除去にはもう少しかかるんだけどねぇ」

「はぁ・・・

じゃぁこの人はもうしばらく入院ですか?」

二人は俺の頭の上で喋っている。

どうやら俺はベッドの上に寝かされているらしい。

ここは医務室なのだろうか?

 

「そうなるんじゃないかなぁ?

だれだろうねぇ、こんな無茶な人体実験したやつは?

暴走させると分かってやるなんて、面白みもないじゃないか。

まぁ、どこぞのの三流の仕業だろうけどねぇ。

もう少し捻りを効かせてもらいたいねぇ。」

「ひどいですねぇ。

苦しかったでしょうねぇ。」

「うーん逆に、こんな初歩的なことをやってる科学者は逆に貴重かもねぇ。

ふむぅ、適当な実験体を渡したらおもしろい実験しそうだねぇ。

いや、つまらないか・・・・」

 

俺は我慢できなくなった。

男のしゃべりは何より俺のカンにさわるし、

女の声も今の俺にはふざけているとしか聞こえない。

「実験体だと・・・・!?

おまえら科学者は、俺の体を好き勝手にしやがって・・・・

おもしろいだのおもしろくないだのと勝手にほざくな!!」

 

「あうぅぅごめんなさぃぃ〜〜」

「ふむぅ、一応大声を出すぐらいは回復しているか・・・・

かなりの腕前のハンターだったんだろうねぇ。」

女は俺の声にだいぶ怯えているようだが、

男はまるで関係ないように素っ気ない。

 

俺は、辺りを見回そうとした。

目真っ暗でよく見えない。

体もまるで力が抜けたように動かせない。

何とか声を絞り出したが、動くのは頭ぐらいだ。

「まぁどうでもいいけど・・・・

体動かせる?

まだ無理だと思うけど。」

「ここはどこだ?」

「ん?

ここは、実験室だよ。」

 

実験室・・・・

その言葉から俺はあの忌々しい現実を思い出す。

「また俺を実験材料にする気か!?」

「ちがいますぅ。

たた・・・ただあなたの症状はメディカルセンターでは、対処できないそうなので

モンタギュー博士に頼んで、治療してもらったんです。」

「治療・・・・?

出来るのかこの俺の体を・・・・」

「ふふふふ、まぁ僕の手に掛かれば治療だの改造なのは思いのままなんだけどね。

安心してくれたまえ、まだ体に違和感があるかと思うけどあと2・3日中には完治するよ。

まぁ、君の症状は少々驚きもしたけどね。

ナノマシンを過剰に投与してって、自分じゃないよね。

そんなことするなんて。

まぁ、何かの実験につきあわされて無茶な実験につき合わされたってところかい?

知り合いは選ぶもんだよ。

そんな奴らとつき合ってもいいことはないからねぇ。」

「ふざけるな、俺が好きで実験されたと思っているのか?」

俺は助けられたのだが、なぜか怒りがこみ上げてきた。

そのふざけた声もそうだが、その口調があのヤマサキを思い出させるからかもしれない。

 

「まぁそうだろうねぇ、

誰も好きこのんでこんな実験受けたいと思わないだろうからねぇ

ところで、だれがその低レベルな実験をしたんだい?

僕としては興味あるんだけどねぇ。

そんな低レベルなことをやるのは、ある意味貴重な存在だよ。

ああ、その前に名前を聞こうかな?」

しかし、この博士よく喋るな。

そういうところが、ヤマサキにそっくりだ。

「テンカワ アキトだ・・・・」

「ふむ、テンカワくん

誰にそんな低レベルな実験をされたんだい?」

こいつらには俺の苦しみなど全く分からないんだろうな。

「火星の後継者だ。」

「火星の後継者?

なんだいそれは、何かの名前かな?

 

・・・・・・

まぁいい、記憶が混乱してるんだろうね。

脳関係はちょっと不安があったから・・・・

ん〜〜、エルノア調べてみてくれないかな。」

火星の後継者を知らないとは・・・・

自分たちの知識だけに固執してそれ以外を全く認めない。

まったく、科学者は本当に自分勝手な奴らだな。

「はいぃ、じゃぁ『カセイノコウケイシャ』を検索しますぅ。

 

・・・・・

・・・・・・・・

あうぅぅ、ヒットありませんでしたぁ。」

なに、火星の後継者についてデータがないのか?

検索と言うことはデータベースにアクセスしたということだろう。

火星の後継者のことがデータベースにない!?

これは、どういうことだ?

 

「ふむ、混乱しているのかな。

今度はテンカワ アキトで調べてみてくれないかな」

「はいぃ、パイオニア2の乗員名簿を検索しますぅ。

テンカワ アキトで検索ですぅ。

該当者8名です。

・・・・・・

うーん、すべての該当者の所在は確認されてます。

パイオニア2の乗組員ではないみたいですねぇ。」

パイオニア2?乗員名簿?

パイオニア2とは船の名前か?

ここは地球なのか?

 

「うーん、じゃぁパイオニア1を調べてみて・・・・・

もしかしたらパイオニア3の先行隊のメンバーかも知れないから

パイオニア3の方も調べてみておいてくれ。」

「はいぃ。

・・・・

・・・・・・

パイオニア1該当者7名

パイオニア3該当者5名

・・・・・

該当者のライフデータとテンカワさんのデータと一致する人は見つかりませんでした。」

先遣隊?

パイオニア1・2・3とあるが、これはいったい・・・・

地球にパイオニアといった船は存在したか?

 

「ふむぅ、パイオニアの住民登録されていない人間か・・・・・

どういうことだろうねぇ。」

「ここはパイオニアと言う場所なのか?」

「はいっ、大規模移民船パイオニア2のモンタギュー博士の実験室ですうぅ。」

「移民船?、じゃぁ俺は船の中にいるのか?」

「はい、そうですぅ。

あ・・・・でも、倒れていたのはラグオルですよぉ」

また知らない単語が出てきた。

 

「ラグオル?

それも船の名前か?」

「あうぅぅ、ちがいますぅ。

ラグオルは惑星の名前で、今パイオニア2はラグオルの軌道上にいます。」

つまり俺は見知らぬ惑星にボゾンジャンプしたというのか?

「すまない、『火星の後継者』と言う組織を知っているか?」

「なんですかぁ、『カセイノコウケイシャ』って?

あっ、たしかテンカワさんを実験していた組織の名前でしたねぇ・・・・

そうですよね!?」

やはり、ここはどうやら地球ではないらしい。

地球であれば火星の後継者のことを知らない人間はいない。

ボゾンジャンプで他の惑星に飛んだと言うことか?

やはり、あの声の主が原因か?

「ふむ、だいぶ頭はすっきりしてきたみたいだね。

市民登録もされていないとなると、訳ありみたいだねぇ。

で・・・・、君はいったい何なんだい?」

 

あとがき


さらに連載増やしてるぅ

地雷踏んでる?

まぁいいや

さて、今回はPSOの世界にアキト君が飛んでいくというお話。

「なでしこ いん ふぁんたしーすたーおんらいん」とは
一切関係ないです。

あ・・・・あれも続けなきゃダメ?(笑)

(代理人さん感想ここにどーぞ)
・・・・って管理人は?(爆笑)

 

代理人の感想

や、わざわざスペースを用意してもらってどうもです(笑)。

では早速感想をば。

まず何よりも・・・モンタギュー博士が怖いです(笑)。

どう考えてもレベルアップしたヤマサキにしか聞こえない(爆)

PSOの世界がどういう所なのかは知りませんが・・・・

ヤマサキ子孫とか異世界の同一人物とか、

そう言うことは・・・・・・・・・・・・あります?

 

 

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