スレイヤーズ西遊記> 第二十六話 二人の竜王(前編) 第一章.未知との遭遇 あらすじ もう〜幾つ寝ると〜お正月♪ ども!! ナレーターです!! 皆さん新年明けましておめでとう(ガシュ!!) (はしゃぐのもいい加減にしろ(怒)) な、何故作者がここに? 故郷に帰った筈じゃあ・・・ (地元に帰ったのは悪友T.Kだけ!! 俺は2000年問題対策の為に現地で居残りなの!!) ・・・アンタ居たって殆ど役にたたね〜じゃんか(ぼそっ) (兄ちゃん聞えとるで・・・ なかなかええ度胸してるやん、自分? もう一回三途の川覗いて見るか? あ?) 何処の出身だよアンタ(汗) ・・・それよりニンエはどうしたんだよ? (コホン!! あ、あ〜あ〜・・・っと、良し元通り。 いや、何でも2000年対策のトラブルでこっちに帰って来れないらしい(汗)) トラブルって(汗) 何に乗って故郷に帰ったんだニンエの奴は? (・・・さあ?) ・・・ ま、まあいいさ。 取り敢えずお仕事お仕事!! スレイヤーズ西遊記 第二十六話 今から始まります!! 「何か・・・暴走してるな作者。」 「ほっときなさいよ、どうせ拗ねてるだけなんだから。」 「人気投票も終りですね〜」 「ああ、今年はいろいろと変な事があったな・・・」 「ミャミャ・・・」(来年こそ幸せになりたい・・・)
リナ達に悪行がバレテいる事も知らず・・・ ガウリイ達はルークを探し続けていた(笑) ちなみに、熊との戦闘には勝利をおさめ。 ガウリイとゼルは経験値を得て、レベルアップを果たし。 戦闘能力に更なる磨きをかけていた(爆) ・・・いいのか坊主、それで(汗) 「う〜ん、身体が軽い!!」 その場でシャドーボクシングなんぞ始めるガウリイ・・・ もう・・・転職しろよ、お前さ(笑) 「・・・脳味噌が減った分素早くなったんだろうよ。」 ガウリイのレベルアップは・・・ 体力、筋力、反応速度がアップしたぶん。 それらの数値の合計分だけインテリジェンスが引かれていた(爆) つまり・・・ レベルアップ、すればするほど物忘れが酷くなる(笑) もう・・・何も言うまい。 その点ゼルは・・・ そつなく全能力をレベルアップ。 ただ飛躍的な向上は無い訳で。 つまり・・・ 「器用貧乏なんだな、ゼルって。」 「ほっとけ!!」 ・・・そう、なるんだよな(笑) って、まだそんな単語が頭に残っていたのかガウリイ!! 「・・・お前、俺を何だと思ってるんだ?」 戦闘能力を特化した元坊主。 「今でも坊主だ!!」 「嘘付け。」 「ニャ。」(嘘だな。)
「何故だ〜〜〜〜〜!!!」
・・・ちなみにザンニャのレベルアップは。 「ニャ、ニャニャ(汗)」(お、俺の事はほっとけよ!!) でも、この項目を見る限り・・・ お前の未来は決まってるな(爆) 「ニュ〜〜〜(泣)」(ちくしょう・・・) 体力関係はまあ、解るとして・・・ どうして野生本能がレベルアップするんだよ(爆笑) そのうち本当にネコになるかもな。 「まあまあ、それでザンニャが幸せになれるならいいじゃないか。」 「そうだな。」 「フギャ〜〜〜!!」(全然幸せじゃ無い!!) そんなこんなでルークを探し続ける一行・・・ 「ルーク!!」 「ル〜〜〜〜〜ク!!」 「ニャア〜〜〜〜〜!!」(ル〜〜〜〜ク!!) ・・・ザンニャの掛け声に意味があるのか? 凄く不思議だな・・・俺は(笑) そして・・・ガウリイ達の呼び掛けになんと返答が返って来る。 ・・・人間の言葉で。 へ?
「うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
「な、誰だ!!」 驚くガウリイ達の目の前に・・・ 一人の男が現れる!! 「俺の名前を気安く呼ぶんじゃねぇよ!!」 短い黒髪に赤い瞳・・・ そして簡素な旅装束に似合わない、立派な剣を携えた男。 そんな謎の男がガウリイ達の前に立ち塞がる!! 「テメ−ら!! どういう理由で俺の名前を叫んでるんだ?」 かなり・・・目付きが悪ければ態度もでかいです。 「そんな、まさか・・・ルーク、か?(汗)」 「ん? お前・・・ゼルガディスじゃね〜か。 どうしてこんな所にお前がいるんだよ。」 ゼルガディスの顔色が青くなり・・・(顔色の変化の見分けが難しいなゼルって) そのゼルの呟きに謎の男が反応します。 「なに? こいつがルークなのか? ・・・そうか、立派になったなルーク!!」 ・・・意味、解って言ってるのかガウリイ(汗) 「お、おう。 ・・・って、俺はお前さんと面識が無いんだが。」 ガウリイの勢いに押されて怯む男(笑) 「何言ってるんだよルーク!! 俺とお前の仲じゃないか!!」 「仲って・・・だから、俺はお前なんて知らね〜〜よ!!」 余りに馴れ馴れしいガウリイの態度に驚くクーク(笑) ガウリイの後ろではゼルがまだ青い顔をしている(爆) 「だってルークなんだろ?」 「あ、ああ。」 「犬の。」
シィィィィィィィンンン・・・
「だ、誰が犬だコラ!! お前は俺が犬だとでも言うのか!!」 ・・・ま、普通なら怒るよな。 それ以前にどうしてルーク(犬)がルーク(人)になったと、判断するんだガウリイ? ガウリイの思考形態が理解出来んよ・・・俺は(汗) 「だって名前がルークって。」 「お前は名前が一緒なら動物も人間も竜も一緒なのか、あ?」 かなり御立腹のご様子のルーク(人)さん。 ・・・そらそうだ(笑) 「ああ、そうだぞ。 だってこの・・・」 そう言って足元にいたザンニャの首を掴んで持ち上げるガウリイ。 「ザンニャなんて元は馬だったんだぞ。」 「・・・ニャ。」(・・・宜しく。)
右前足を上げて挨拶をするザンニャ(笑)
「・・・それが馬? どう見ても猫じゃね〜か?」 不審感を身体中で表現するルーク(人) でも流石西遊記の登場人物・・・猫が喋っても驚かないのな(笑) まあ、ザンニャ誕生秘話は話せば長くなるので(笑) でも質量保存の法則って・・・ザンニャの前では無意味なのね(爆) 「ニャニャ(汗)」(いや、本来の俺は馬ですらなくて(汗)) ・・・誰も聞いちゃいないってザンニャ(笑) 「で、そういう訳でお前は犬のルークだ。」 そしてザンニャを後ろに放り投げて・・・ ルークを指差しながら断言するガウリイ(笑) 「だ・か・ら!! どうしてそうなる!!」 あ、ルーク(人)が怒り出した。 「ガ、ガウリイ!! それは本当にルークなんだよ!!」 この時・・・ゼルガディスが再始動する。 ちっ!! 面白くなってきたってのによ!! 「だから、ルークなんだろ? 元は犬の?」 アカン、会話が噛みお〜て無いわ(笑) ゼルの言葉もカラマワリやね。 「・・・コイツ・・・俺をおちょくってるのか? なあ、そうなんだろゼル?」 「いや、ガウリイは真剣で更に本気だ(汗)」 「なおさら悪いわ!!」 ゼルとルーク(人)の会話を不思議そうに聞いているガウリイ。 そして、何を思ったのかルーク(もう面倒臭い)の服の襟首を掴んで歩き出す。 ズリズリズリ・・・ 「お、おい!! 何しやがる!!」 「さあさあ、リナの所に帰るぞ♪」 そのガウリイの言葉に固まるルーク(笑) 「ちょっと待て〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! リナって、あの斉天大聖リナかよ!! おい、ゼル!!」 おお、ガウリイに聞いても無駄だと学習したみたいだなルーク(笑) 「ああ、そうだ。 あのリナだルーク。」 「・・・あいつ封印されてたんじゃ(汗)」 「お前を引きずってるその坊主が・・・封印を解いたんだよ。」 驚いて自分を引きずっているガウリイを睨むルーク。 「じゃあ、お前があの・・・ こんな奴だったか? ルナさん(汗)」 ルークが小声で呟いた言葉は、誰にも聞える事は無かった・・・ そしてガウリイは意気揚揚とリナの元へと帰って行くのであった。 「リナ〜!! ルークが犬から人間にクラスアップしたぞ♪」 スキップまでしてるよ・・・(汗) 「だから俺は元から犬じゃね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! って、言うか人間でもね〜〜ぞ、コラ!! それに!! 少しは俺の話しを聞け〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 虚しいルークの叫び声だけが、夕闇の空に響くのであった・・・ 「・・・どうするザンニャ?」 「ニュ〜〜〜」(どうするって・・・) 肩にぶら下がっているザンニャにそう尋ねるゼルガディス。 そしてその、ゼルガディスの肩に登りながら応えるザンニャ。 「はあ、また一騒動ありそうだな。」 「フニャア」(絶対何か事件が起こるって。) 彼等の未来は・・・ 明るいかもしれないが多分暗い(爆) 「はああああああああ・・・」 「フニュゥゥゥゥゥゥゥゥ」 そして二人は重い溜息を吐きながら、ガウリイの後を追うのだった。 さて、突如あらわれたルーク(人)の目的とは? そしてリナ達の前に現れた謎の人物とは?(バレバレ(笑)) では、来週をお楽しみに!!
第二十六話 END
第二十七話に続く
あとがき
あと二日で新年・・・
今年はいろいろありました。
ホームページなんて開設したし・・・
小説なんて書き出すし(笑)
・・・年越しは一人寂しくアパートでだし(泣)
ははは、人生何が起こるか解らんもんやね!!
でも2000年問題はやっぱり恐いぞ。
何も無い事を祈りつつ・・・
来年も宜しく!!