<スレイヤーズ西遊記> 第三十四話 金角と銀角(前編) 第一章.ある〜日〜♪ あらすじ 前話では・・・ ま、ザンニャとガウリイが不幸だったのかな? 俺も巻き込まれたけど(苦笑) しかし、だんだん打たれ強くなるな俺。 ・・・これも一つの成長か、ふっ。 (そんな成長をして嬉しいですか?) 突っ込むなよ、現実逃避してるんだからさ・・・ (じゃあ、作者と一緒ですね。) ん? ああ、何でも今の時点で仕事と趣味と約束の間に挟まれて、泣いてるらしいな。 自業自得だろうが。 (そうですよね〜 ・・・でも、夕日に向って走るのは止めて欲しいですよね。 もういい年のおっさんなのに。) ・・・24才はおっさんなのか? じゃあ俺もおっさんなのか!!(ガ〜〜〜〜〜〜ン!!)
(あ、結構ショックを受けてますね(笑)) おっさん・・・おっさん・・・24才はもう、おっさん・・・ (・・・何か心に傷でもあるんですか?) ・・・ブツブツブツ (帰って来ないみたいですね。 じゃあ、今回も私が代理で・・・ スレイヤーズ西遊記 第三十四話 今から始まりますよ!!) 「・・・ちくしょう(涙)」 「・・・」 「機嫌・・・悪いですね、お二人とも(汗)」 「あ、ああ(汗)」 「・・・」(自己修復中(爆)) あ〜 まあ、時は止まらないと言いますし。 一応、ガウリイ達の旅は続いていた訳で・・・ いくら、目的を忘れて遊んでいても。 天竺には近づくんだよね・・・ 「・・・すっごく不満そうね、このナレーター。」 「まあ、また何かあったんだろ? いい加減この陰気なナレーションも止めて欲しいな。」 ・・・いいよなお前等はさ。 俺の理解者はそこでカツオブシを齧ってる猫だけだよ。 「猫に同情を求めるナレーターって・・・」 「人間として終ってるな。」 「ニャニャ」(だからって俺に同意を求めるなよ(汗)) ・・・そして一行は平頂山と呼ばれる山に辿り付いたのであった。 「近頃切り替えが早いな?」 「打たれ強くなったのよ、きっと。」 あ〜〜〜〜〜!! もう話しは始まってるんだからさ!! 真面目にやれ、真面目に!! 「逆ギレ・・・」 「無様だな。」 ・・・ 「さて、もうそろそろ真面目に行きましょうか。 ・・・不穏な空気も漂ってるしね。」 リナがそう呟き平頂山を見上げる。 リナ達の目にはこの山がどの様に映るのだろうか? 少なくとも・・・ 「な〜リナ〜・・・腹減ったよな。」
バゴォォォォォォォォ!!
・・・この男の目には普通の山に見えるらしい。 で、結局。 「じゃあ、早速偵察に行って来ます!!」 「あんまり無茶したら駄目よアメリア。」 「気を付けてな。」 久しぶりのリナの一撃に、不意をつかれ気絶したガウリイ。 ・・・まあ、生きてるだけでも凄い事なんだけどな(笑) で、ちゃっかり巻き添えを食らったのが。 「ニャ・・・ニャァ」(ち、ちくしょう・・・) その一人と一匹の監視(爆)をするリナとゼルガディス。 どうも周囲の気配が怪しいので、怪我人の回復を待つ間にアメリアが偵察に行く事になった。 ・・・リナは一応ガウリイが心配らしいので断り(苦笑) ゼルガディスは何か考え事をしてる。 で、元気よく飛び出したアメリア。 「ふんふん〜♪ 皆さんとの旅もいいですけど。 たまには一人で散歩をするのもいいですぅ〜♪」 ・・・散歩じゃなくて偵察だろうが(汗) 初期の目的を忘れるのはこのパーティの宿命なのか? 「あ、綺麗なお花!! ・・・ゼルガディスさんがいたら名前が解るんですけどね。」 俺の話しも聞けよ・・・頼むからさ。 「ふふふ・・・じゃあ、貴方の墓前にはその花を添えてあげるわ。」 「誰です!!」 そして、アメリアの目の前に現れる一人の人物・・・ 第二章.山の中〜♪ 「・・・遅い!!」 「これは・・・何かあったと考えるしかないわね。」 流石に厳しい表情を作る二人・・・
「ぐぅぅぅぅ・・・」
「ニャァァ・・・」
・・・幸せそうに眠る一人と一匹。 俺でも殺意を覚えるな、うん。 「・・・あたしが止めを刺してやろうかしら(怒)」 「そいつらは今は無視だ。 それよりアメリアが心配だ。」 そう言って身支度を整えるゼルガディス。 「今さっきやっと思い出せたぜ・・・ この山にはあの金角と銀角がいるはずだ。」
「え!! あのデコボココンビが!!」 「そうだ。」 ・・・お前等だけで話しを進めるなよな(イジイジ) 「でもそれじゃあ・・・いろいろと大変な事になりそうね。」 「ああ。」 ・・・(無視かい)
ザッ・・・
そして二人は静かにその場を離れて行く。 「取り敢えずガウリイは置いていくべきね。」 「そうだな、今回は本当にただの足手まといだろうからな。」 ・・・ザンニャは? 「でも厄介な事になりそうね。」 「まったくな。」 ・・・憐れだな俺達ってさ(涙) 第三章.敵さんに〜出会った〜♪ ここは薄暗い洞窟の中・・・ ちなみに洞窟の名前は蓮華洞。 ・・・誰がこんな名前を考えたんだ? まあ、そんな些細な問題は忘れるとして。 この洞窟内ではある陰謀が現在進行形だった。 「もう直ぐその坊主がこの山を通ると言うんだな?」 低い男の声が洞窟内にこだまする。 「はい、そうです。」 そして、その男の問いに少女の声が返事を返す。 「ふむ・・・ 徳の高い坊主を食べれば、我が魔力に更なる磨きがかかるだろう。 よし!! 早速その坊主を捕まえに行くぞ!!」 「はっ!!」 何やら盛り上がってる謎の二人・・・ そして一人は更に洞窟の奥に消え。 もう一人は洞窟の入り口に向かう。 と、その時。 「銀角さ〜ん。 この縄、ほどいてくださいよ〜〜〜〜」 洞窟の入り口付近には、柱に縛れらているアメリアがいた(笑) こんな処にいたのか。 「え〜〜〜〜い!! 私を銀角と呼ぶな!!」 そして、アメリアの言葉に過敏に反応する銀角さん(笑) 「だって、先祖代々銀角と言う名前なんでしょう?」 「それでも私の名前はシェーラだ!! 決して銀角などと言う変な名前ではない!!」 ・・・そう言った銀角さん。 見た目は可愛い女の子だったりする。 まあ、確かに銀角なんて名前を付けられたら・・・嫌だよな(苦笑) ・・・年齢は多分また(ピー)才位だと思うけどな(爆) 「死にたいんですか? ナレーターさん?」 「私も手伝おう。」 ゴメンナサイ・・・ 「何を騒いでおる。」 低い声と共に現われたその巨漢の男は・・・ 洞窟で話しをしていた、もう一人の人物だった。 「あ、グラウシェラー様。 いえ、実はこの娘が・・・」
ゴン!!
・・・痛そうだな、そのゲンコツの一撃(汗) 「儂を呼ぶときは金角と呼べと、何時も言っているだろうが銀角!!」 ゲンコツを戴いた頭頂部を手で抑え。 その場にしゃがみ込んでいるシェーラさん。 「・・・銀角じゃないもん。」 と、小声で反論をする。 「何か言ったか?」 が。 「いいえ、別に何も言っておりません、金角様。」 金角さんの一睨みに撃墜(笑) 「うむ、ならば良い。」 ・・・徹底した主従関係なんやね。 この銀角さんも新たな不幸の犠牲者か(爆) よかったなザンニャ。 あ、俺もなのか?(汗) ・・・これからよろしゅう、銀角さん。
「だから私の名前はシェーラだ!!!!!」
「煩いぞ銀角!!!!」
ゴン!!
・・・目標完黙(笑) 「む・・・これでは何処に坊主がいるのか解からんな。 仕方が無い、銀角が気が付くまで酒でも飲むか。」 また・・・変な登場人物だな、おい(汗) まあ、あの作者の考える事だからな。 銀角さんが本名シェーラさんで? 金角さんの本名がグラウシェーラ? 見た目からしてデコボココンビやな〜(笑)
「そこ!! 煩いわ!!」
ゴン!!
・・・(ナレーター完黙) 「あの〜〜〜〜 私は何時までここに縛られているんでしょうか?」
第三十四話 END
第三十五話に続く
あとがき
「こんにちわ、ニンエです。
作者は近頃足が回復したため、またジョギングを始めたらしいです。
・・・暇なのですかね?
私の覚えているだけでも(ビ〜〜〜〜〜!!)の投稿が。
・・・何故、(ビ〜〜〜〜〜!!)の発言をしようとすると雑音が?
ですから(ビ〜〜〜〜〜!!)は・・・
・・・もういいです。
それでは、また次回でお会いしましょう。」