……と、いうわけで、「カナタの未来」でした。
主人公がオリキャラだったり、思い切り趣味に走っていたりと、嫌いな人には思い切り嫌われそうな内容です。
さらには、薄めの文庫本一冊ぐらいの文章量。それにもめげずに読んで下さった方、本当にありがとうございました。
ナデSSだということを忘れて書いた本作ですが、それでもナデシコの世界設定だけはできるだけ継承するようにしていたりします。
そのなかで、1番ヤバそうなキーアイテムが「メッセージプレート」。
あんなもん、本編観た人でも忘れてますよね。
あれはTV版最終回でランダムジャンプ中のアイが、イネスに手渡したものです。劇場版では無かった事にされているようですが、その結末はサターン版ADVの<The blank of 3years FIVE LOVE>で描かれています。
まあ、内容に関しては記述を避けますが、詳しくは「音威神矢さん」が書かれている資料がありますのでこちらへどうぞ。
ほかにも、ジンシリーズや、ナデシコフリート構想といったアイディアは、すべて「なぜなにナデシコ特別編のお部屋。」の音威神矢さんの資料から戴いています。
ここにお礼を述べさせていただきます。
……なんにしても書き上げることができてよかったんですが、これのプロットと、「楔」のプロットを比較して、恐ろしいことに気づいてしまいました。
「楔」はどうやら、文庫本5〜6冊分くらい、ページ数にして優に1000ページ超の分量だということに。
――そんなん、書けネーヨ!
なに考えてたんだ、オレ。ということで、あっちをどうするかはゆっくり考えます。
停止しちゃったらゴメンナサイ。
ではでは〜。
代理人の感想
これを「ナデSSじゃない」と言い切られてしまうと
立つ瀬のない人間がどれだけいるんだろうなぁ(核爆)。
と、そんな微妙に危険な話はさておき(笑)。
やー、楽しませていただきました。
特にいぢめてくんなミライとか生みの親より育ての親を体現してるカナタとか、
戦艦サイズの機動兵器とか最強ロボダイマジンとか。(爆)
そしてアキヤマとツキオミの関係とかミスマル提督とか、
ちゃんと抑えるべきところを抑えているのが何より嬉しかったですね。
たとえセリフ一つでも、ちゃんと存在感をアピールしてくれているということが
何より嬉しかったりするんです、読者としては。
追伸
楔の完結、期待してます(爆)。