Act.0 Yの悲劇の前兆

 今、一つの陰謀(?)が推し進められていた。


「・・・・・・では、そう言うことで」


 薄暗い和室で、二人の和服を身に纏った男が向き合っていた。


「はい。 それでは。

 ・・・・・・お互いの発展のために」


 ーー コンッ


 鹿威しの音が響く・・・・・・


 ・・・・・・その後に、禿頭の初老の男が言った。


「まあ、我らの未来の話はさておいて、茶の湯はいかがかな?」

「うむ。 いただこう」


 禿頭の男よりも僅かに背の高い、険しい容貌の、やはり初老の男が頷きながら答える。

 禿頭の男が頷き、脇に置いてあった茶道具を目の前に運ぶ。

 もう一人の男が、正座をしたまま暫し目を瞑る。

 少しして、目を開けた頃には茶が煎れられていた。


「どうぞ」


 差し出された椀を受け取り、左手の上に載せる。

 それから右手で二回回す。

 そして口に椀の中の液体を流し込む。

 ーーー 豊かな芳香と、程良い苦み。

 それらが渾然一体となって口と、鼻腔の奥に広がった。

 微かな音とともに、喉が動く。


「結構なお手前で」








機動戦艦ナデシコif
AnotherNADESICO
第6話 「前日」









 
Act.1 難波宅

「・・・・・・ねえ」

「・・・・・・・・・(無視)」


 レイがジュウゾウに声を掛けた。

 これでもう、(午前七時に起床してから、朝食を取り終わった午前八時半までで)1252回目の筈だ。
 ・・・・・・ちなみに、累計は11億2494万3652回だ。

 だが、ジュウゾウはその呼び掛けを、ことごとく無視していた。

 理由は簡単。

 彼女に邪魔されたくないからである。

 彼、難波 十三は学校が気に入った。

 可能な限り、通い続けたいとも思っている。

 だが、彼女、難波零にとっては、そんな彼は絶好のおもちゃだったのだ。


「ねえってばぁ〜」


 1253回目。


「・・・・・・・・・(無視)」


 そしてジュウゾウは今、床にべたっと座りながら明日からの友人達との旅行のための準備をしていた。

 いや、正確には準備ではなく、持ち物の確認だ。

 準備は、既に三日前に済ませてしまってある。

 若干七歳の頃には、既に裏の世界にどっぷりと浸っていた自分が、友人との旅行がこんなにもドキドキするとは思わなかった。

 しかし、戸籍上従姉となっているこの茶金の髪をポニーテールにしている美少女は、その自分を見てニカニカと笑っている。

 ジュウゾウには分かっていた。 彼女が何を言いたいのかを。

 それは簡単である。

 即ちーーー


「もお〜〜、無視してても意味無いよ?」

「・・・・・・・・・(無視)」

「明日からの旅行、嫌だって言っても、付いてくから、お友達に言っておいてね♪」

「・・・・・・・・・・・・(ピクっ)」


 本日1254回目(累計11億2494万3654回目)の言葉は、一回目と同じで直接的だった。


「別にいいのよ。伝えてくれなくても。

 そうしたらそうしたで、明日からの旅行、あなたは行けなくなるわよ?

 ・・・ふふふ、私の戦闘力はよぉ〜〜く知ってるでしょ?」


 壮絶な笑み。


「・・・・・・・・・!!」


 当然の如く、ジュウゾウは戦慄した。

 覚えているだろうか?彼が軽々と携帯式とはいえミサイルランチャーを一人で扱ったことを。

 自動追尾機能が付いているとはいえ、そう大きくはない的、燃料タンクを一発で爆砕させた。

 そして、彼はクリムゾングループの所有する秘密部隊、私設の特殊軍“ナンバーズ”に所属している。

 そう。

 彼は戦士なのだ。

 それも、一流どころか、超一流の。

 その彼を、よくもまあ・・・・・・


「・・・ほらぁ、返事はぁ・・・・・・?」


 後ろからジュウゾウの肩に腰をかがめて手を置き、頭に顔を寄せ、耳元に息を吹きかける。

 普段ならば、これほど妖艶な行為も決して多くはない。

 だが、状況が状況だ。

 この鬼気か狂気かという殺気を越えた気配の渦の中心。

 言葉も、また同様にそれが込められている。

 その状況下でこの行為。

 身の毛もよだつほどの恐怖を感じること、この上なかった。


「・・・・・・・・・(コクコク)」


 だから。

 大慌てで首を振った。肩をガタガタと振るわせながら。

 もちろん、横ではなく縦に。

 それを見て、レイはにぱぁっと笑みを浮かべた。


「それでよし!

 と言うわけで、さっさと電話する!」
 
「りょっ、任務了解ぃっ!!」


 バッ


 ・・・・・・などという擬音さえ聞こえそうな音を立てて、彼は立ち上がり電話に駆け寄った。

 そして、もう何度も押したボタンを押す。


 ぴっ ぽっ ぱっ


 コミカルな音。

 そして、


 トゥルルルルル、

     トゥルルルルル、

         トゥルルルルル


 コール音。


 ガチャッ


 受話器を取る音。


「アキトか? オレだ。ジュウゾウだ」




 
Act.2 天河宅

 アキトがリンリン自己主張する電話を取ると、友人の声が聞こえてきた。


『アキトか? オレだ。ジュウゾウだ』

「あ、ジュウゾウさん?

 なに?」

『・・・・・・スマンが、旅行、一人増えてもいいか?

 旅費は自分で出すと言っているが』


 ふと、後ろから声が聞こえてきた。


『あれぇ? 誰が、いつ、旅費は自分で払うって言った?』


 女性の声だった。

 多分、この女性がジュウゾウの言う増える一人なのだろう。


『何!? まさかオレに出させる気なのか!?』

『当然でしょー?

 誰が養ってあげてると思ってるの?

 その私に更に出費させる気?』

『誰が養われているだと?

 というか、そんな無茶苦茶な理由で人にたかるか?』

「・・・・・・・・・・・・(汗)」


 こ、この会話は一体・・・・・・!?

 などと、そこはかとなく戦慄するアキト。


「アキト、誰からの電話なの?」


 二階から降りてきたミナトが、受話器を持ったまま固まっているアキトを見掛け声を掛けた。


「あ、義姉さん?

 ジュウゾウさんから。 レイさんも旅行に一緒に来ていいか、って」

「ああ、レイさんね。 もちろん良いわよ。

 他のみんなも、そう言うと思うわよ。

 それにね、最初っから、レイさんも誘おうと思ってたのよ」

「え?じゃあ、どうしてこないだの計画立ててたときに、来なかったの?」


 と、アキトがミナトに訊くと、


「何かねぇ、ジュウゾウ君が嫌がるのよ、レイさんが来るの。

 それで、旅行の話はレイさんには秘密だったんだけど・・・・・・。

 あの女(ひと)、すっごく耳が早くて。

 この旅行も、多分もっと前から知ってたんでしょうね」

「・・・・・・それって?」

「うん。 多分ね。

 私も連れてけ、って言われ続けてたの、無視し続けてたんでしょうね。

 でも、レイさんが本気になるとすごいから・・・・・・首を縦に振っちゃったんだと思うわ」

「(・・・・・・ジュウゾウさんが? どんな人なんだ、レイさんって)」


 今回の旅行に行くメンバーは、全員レイと面識がある。

 しかし、アキトはレイの恐い一面は知らなかった。


 というと、ミナトはキッチンへ消えていった。

 おそらく、喉でも潤しに来たのだろう。

 言い合いが終わったらしい。

 電話から声が聞こえてきた。


『とまあ、そう言うわけだからよろしくね♪』


 レイの声だった。

 受話器の向こうでは、俯せに倒れる十三の背中にレイが乗っかって受話器を持っていた。





Act.3 山田宅

「ジロウ、帰ってきてからでいいが、話がある」

「話? ・・・・・・って、一体なんだ、爺さん」


 部屋でゲキ・ガンガー3のフィルムブックを読んでいたガイに、祖父の山田太郎が話し掛けてきた。


「少なくとも、今言うことではない。

 今言ってしまえば、明日からの旅行を楽しめないだろうからな」

「そりゃまた、気になる言い方だなぁ、爺さん」


 和服を着た、険しい容貌の初老の男。

 ガイは、その祖父の言葉に引っかかりを感じた。


「まあ、大したことはない。

 ただちょっと、人生の墓場についての話だ」

「・・・・・・『人生の墓場』?」


 ガイが太郎に問い返すが、彼は取り合わずに「フォッフォッフォ・・・」などと笑いながら、部屋から出ていった。


「・・・・・・・・・・・・。

 一体何なんだ、うちの爺さんは・・・・・・」


 人生の墓場。

 それはつまり、アレである。

 ヤマダ ジロウ(魂の名前(意味不明。戒名?)はダイゴウジガイ)、八歳の、冬の訪れの前兆だった・・・・・・





Act.4 風間宅

「・・・・・・そう、レイさんが来るんだ・・・・・・・・・」


 風間 樹は、受話器を持ったまま呟いた。

 その声に、感情はこもっていなかった。

 顔は、その艶やかな黒髪が隠し、見えない。


「・・・・・・・・・レイさんが・・・・・・」


 再度、呟いた。

 ・・・・・・彼女には、レイは敵だった。

 
「・・・・・・忘れはしないわ、あの時のことは・・・・・・・・・!!


 ・・・・・・などとソウルフルシャウトをかまして、回想を始めた。


「そう・・・・・・アレは忘れもしない、6月3日の日曜日・・・・・・」





ーーー 都合により省略させていただきます。





 拳を握り、明後日の方向を向いて、どっかの世界へイっていたイツキが戻ってきた。

 
「・・・・・・だから! 絶対に負けないわぁ!!」


 ・・・・・・この再度かましたソウルフルシャウトの理由を簡潔に記す。

 即ち。

 レイはイツキの恋敵(とイツキは思っている)。

 まぁ、実際にはそうではないのだが、少なくとも彼女の中ではそう認識されている。

 省略した回想だが、レイが何かとアキトに抱きついているシーンがかなりの量にのぼる。

 その全ては、レイが嫌がり、逃げようとするアキトに面白がって抱きついたものなのだが、イツキにはそうは見えなかった。

 ま、恋する少女とは得てしてこんなものだろう。





Act.5 虎狩宅

 虎狩 悠乃が、「あわあわ」言いながら肩掛けバックに衣類を詰めていた。


「・・・・・・お姉ちゃん、もしかしてまだ用意してなかったの?」


 それを見て、呆れたように呟く妹の琴美。

 彼女は、ジュウゾウと同様もう三日前には荷物の用意は終わらせている。


「そぉなの。 まだやってなかったのよぉぉ〜〜〜」


 目をくるくると回しながら目の幅サイズの滝涙を流していた。


「全くもう、ホント、お姉ちゃんってば私がいないと何にも出来ないんだから!」


 腰に手を当てて、偉そうにそう言うと、


「ほら、下着の代えはもう入れた? 三泊四日だから三枚以上だよ。

 服は? まさか明日着てくのをずっと着てるわけにもいかないでしょ。

 とりあえず二着は必要ね。少なくとも。

 それから・・・・・・・・・」


 ユウノは、コトミの言葉にいちいちバックの中から取り出し、見せる。

 
「だああああっ!

 そんなことやってたら、明日になっても用意終わらないわよ!!」

「え? じゃあ、どうすればいいの? 琴美ちゃん」


 ピタッ、と泣き止んで、小首を傾げながら問い掛けるユウノ。

 黒神が、頭の動きに合わせて揺れる。


「いい!?お姉ちゃん!

 まずは、持っていく物を外に出したまま用意するの」


 指示に従い、詰めていた物を全部取り出し、床にばらまく。


「・・・・・・このバッグのどこにこれだけ物が詰まっていたのかは敢えて訊かないでおくけど・・・・・・・・・」


 姉妹の部屋の床は、ほとんど見えなくなっていた・・・・・・。


「持っていく物は、まず種類分けして、並べておくの。

 それから、使う頻度が一番少ない物から詰めていく。

 あ、でも、お財布は一番上に置いちゃだめよ。

 その下から何かを取り出したときに、落としちゃうかもしれないから」


 妹の言葉に、姉はいちいち頷きながら行動する。





 それから三十分後ーーー





 見事に床は綺麗さっぱり片づいていた。

 ・・・・・・床の上に置いてあった雑誌類も消えていることが些か気にはなるが。


「ふう、終わったぁー」


 パンパンに膨れあがったショルダーバックに手を乗せ体重をかけて、深い溜息をついた。


「よかったね、お姉ちゃん」


 それを見て、ニコニコと笑顔を見せるコトミ。

 ふと、電話のベルが鳴った。


「はいはーい」


 電話機のそばにいたコトミが受話器を取った。


「あ、ジュウゾウさん?

 何のようですか?

 え? はい・・・・・・はい。

 分かりました。

 それじゃあ、お姉ちゃんに伝えておきます。

 ・・・・・・それじゃあ、さようなら」


 ガチャ


 受話器を置くと、軽く息をついて、


「お姉ちゃん。明日の旅行、レイさんも来るって」





Act.6 湊宅

 ちりりりりーーーん


 と、時代を感じさせる、どころか、骨董品の黒電話がなった。

 ・・・・・・とはいえ、さすがに二百数十年前の物ではない。

 車輌類や本などと同じで、電話も二百年以上昔の物が静かなブームとなっていた。

 つまりは、レプリカだ。 まあ当然だが。


 タッタッタッタッタ


 軽快な足音。

 それと、


「はいは〜〜い」


 と、意味無く声をあげながら駆けてくるショートの茶髪の少女。


「はい、湊です」

『・・・はるかか?』


 受話器を取ると、年の割にだいぶ低い、友人ナンバ ジュウゾウの声が聞こえた。


「ん、何? ジュウゾウ君」

『突然だが、明日からの旅行、レイが来ることになった』

「レイさんが?

 ・・・ン、分かった。

 それで、そのことはもうみんなには?」

『後はミサオだけだ』


 見えないと分かりながらも頷きながら「そう」と返答したのは、色濃く流れる東洋人、というか日本人の血の所為だろうか。


「と〜こ〜ろ〜でぇ〜〜」

『?』


 はるかの声が、からかう時のものとなった。


「ど〜〜〜おして、今になってレイさんが来ることになったの?」

『う・・・・・・そ、それは・・・・・・・・・』


 と、ジュウゾウが唸ったところで、電話機の向こうでは、受話器を持つ相手が変わった。


 ドンッ


 という音と、


 がらがら・・・・・・どっしゃーーんっっっ ! ! !


 という音が聞こえたかと思うと、

 
はいは〜い、お電話代わりました。 ナンバ レイでーす♪

 ・・・・・・と、いうわけで、はるかちゃんの疑問にお答えしましょ〜〜!!



 ・・・・・・なんか知らンが、ヤバイくらいにハイだった。


「はは・・・・・・どうしたんですか、レイさん?

 そんなにはしゃいじゃって」

『えー? 私はしゃいでなんかないわよ〜〜。

 ・・・・・・まあいいわ。

 私が旅行に参加するようになった理由よね。

 それはね・・・・・・・・・』

「『それは・・・・・・・・・』?」


 レイにはるかが訊くと、返ってきた答えは・・・・・・

 
ジュウちゃんが来て来てって聞かなくってー♪
 
『それは違う!!
 
 断じて違ぁーーーうっっ!!!』


 と言うもの(ジュウゾウのシャウト付き)だった。

 なお、『ジュウちゃん』というのはレイのジュウゾウの呼び方だった。

 彼は嫌がるが、それをレイがやめるはずはなかった。




 
Act.7 遙宅

「うん、うん。 分かった。

 それじゃ、また明日ねー、ミナト」

『うん、またねミサオ』


 チンッ


 湊宅にあるのと同じ、レプリカの黒電話。

 小気味の良い音が響き、美紗緒は呟いた。


「そっか。 レイさんも来るんだ。

 ・・・・・・楽しくなりそうだな♪」


 五歳差の友人の従姉は、彼女ととても気があった。

 それは、アキトを介してのものだ。

 ・・・・・・アキトにとっては、甚だ不本意なものではあり、迷惑この上ないが。

 そのレイが、明日からの旅行に参加することになったのだ。

 と、いうことは。


「ふふふ・・・・・・・・・。

 待っててね、アキト!

 お姉さん達がたっぷりかわいがってあげるからね・・・!」


 ・・・・・・と、いうことになる。

 つまりは、アキトという遊び道具がミサオとレイを強く結びつけているのだ。

 ほらね、アキトには迷惑この上ないし、不本意だ  


 ちりりりりーーーん


 拳を握り締め、バックに炎を背負っていたら、黒電話がなった。


「あ、はいはーい」


 途端に元に戻り、受話器を取る。

 そして、


「お掛けになられた番号は、ただいま使われておりません。

 もう一度番号をお確かめの上、お掛け直し下さい」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 彼女は一体何をやっているのだろうか?

 だが、電話の主はそんなことにはお構いなしに、


『ミサオか。

 ・・・唐突だが、明日の旅行、レイも来ることになった』

「あ、そうなの。

 分かったよ、ジュウゾウ君。

 それじゃ、明日」


 チンッ


 ドライな会話。

 ドライすぎて、乾涸らびそうなぐらい。

 ・・・・・・何故だか分からないが、この二人の会話はとてもドライだ。

 別に、仲が悪いわけではない。

 それなのにも関わらず、だ。

 ジュウゾウの言葉がドライなのはさておいて、不思議と彼と会話をすると、饒舌なミサオも言葉がドライになる。

 その謎は全く持って不明なのだが、端から見ると、ミサオを知る者にはかなり滑稽である。

 ・・・それはさておき、ミサオが再び燃え上がった。


「ああっ!! ますますもって楽しみだわ!!

 ふふふふ・・・、もう一度言うわ、アキト!!

 お姉さん達がかわいがってあげるから、待ってなさい!!!!」





 ちょうどその時、アキトが悪寒に襲われていたのは別のお話。





 何はともあれ、明日のシャトル発射時刻まで、後ちょうど24時間!










オリキャラ設定(その6)


山田 太郎(ヤマダ タロウ)♂
 ○ヤマダ ジロウ(ガイ)の祖父。

 ○とある会社の社長。

 ○険しい容貌の初老の男で、いつも和服を着ている。

   なお年齢は62歳。

 ○妻には三年前に先立たれた。










後書き
 まずは、「湊 はるか」は別人28号さんの許可の元に出演しております。


 どうも、七週間ぶりです。E.Tです。

 もしかしたら、忘れられているかもしれません、E.Tです。

 ちょっと・・・・・・訂正。かなりブルーなことがあったE.Tです。

 何かすっごく悔しいんで、ここで愚痴ろうと思うE.Tです。

 えっとね・・・・・・





 例の物、応募したさ!



 そうしたら・・・・・・



 そうしたら・・・・・・



 そうしたら・・・・・・



 郵便料金不足で戻ってきやがったよ、畜生!! 



 投稿を中断してから一ヶ月間、頑張って書き上げた完全オリジナル長編小説、「浮遊大陸伝」。

 4月10日消印有効の第9回電撃ゲーム3大大賞募集。

 ギリギリの4月10日に、学校に行く途中に出しました。

 郵便料金不足で戻ってきたのは翌日だったか翌々日でした。

 泣くに泣けませんでした。


 ・・・今度の募集はいつかな・・・・・・・・・?・・・・・・

 

 

代理人の感想

残念でしたが、人生そう言う事は結構そこらへんに転がっているものです。

・・・・ま、推敲の時間ができたと思えば(爆)。