赤き力の世界にて
第一部あとがき・・・の様な反省会。ちょっと裏ネタバラシも・・・・
(注・無意味に長いので、暇な時にでも読んでください)
ケイン:どうも、ケインです。一応、一区切りがついたので、反省会もどきをしたいと思います。
特別ゲストに、ルナさんと、アリスさんをお呼びいたしました。
ルナ:改めて初めまして。ルナ・インバースです。
アリス:どうも、皆さん!空竜騎士団の団長兼アイドルのアリスで〜す!
ケイン:・・・・では第一話から行ってみましょう。
<第一話>
ケイン:アキト君がスレイヤーズの世界に来た話ですね。
アリス:無謀な作者が、後のことを考えずに書き始めたのよね。
ケイン:グサッ!!一応これでも考えてるんですけど・・・
ルナ:まあ、読者のかたが一応感想をくれているから、人気はあるんでしょ?ちょこっとだけ。
ケイン:反論の余地はありません・・・・ど〜せ俺なんか・・・
ルナ:いじけないで話を進めなさいって。
ケイン:うっす。
<第二話>
ルナ:いきなりリナが喧嘩を売ってるわね・・・結構無謀ね。
ケイン:仕方がないです。ガウリイが言っているとおり、ルークの事でムシャクシャしてたんですから。
アリス:それでもさ、アキトに喧嘩を売るってたいしたもんだよ?あたしなら絶対にやらないね。
ルナ:だからガウリイさんは手を出さなかったんだけどね。アキト君の強さを感じてたから・・・・
アリス:野生の勘?
ケイン:あたってるかも。
ルナ:そして、グロウの初登場ね。
ケイン:こいつの名前を考える手間が無くて助かった記憶がありますね。半分決まっていた様なものだし・・・・
アリス:魔族の神官としては三人目ね。一番年が若そうだけど・・・
ケイン:大体、十八歳前後です。同じ神官として、ゼロスを尊敬しているところがあります。
ルナ:あんなのを尊敬ね・・・先が悲惨になるのが決定したような気もするけど・・・
ケイン:結構きついですね・・・ルナさん(汗)
<第三話>
ケイン:ニースの登場です。
ルナ:リナ達、いきなりやられてるわね・・・・
アリス:相手が悪いって・・・・ルナ姉やアキトと互角なんだもん。勝てって方が無茶だと思う。
ルナ:確かに・・・でも、ここの話の戦闘シーンって短いわね。
アリス:ガウリイがあっさりと負けてるし。仕方がないんじゃないかな。
ルナ:リナも役立たずだし・・・色々な闘い方もあるでしょうに・・・・
ケイン:この時のリナ達に求めるのは酷では無いでしょうか?
ルナ:そうね・・・死ななかっただけでも良しとしましょう。おかげで、アキト君もゼフィーリアに来てくれたし。
ケイン:それが本音ですか・・・・
<第四話>
アリス:名も無き中級魔族の雑魚がやられた。以上!次行きましょう。
ケイン:ひどっ!!一応名前も出たのに・・・
ルナ:でも、結局はアキト君の実力をリナ達にみせるだけの道化だし・・・
ケイン:確かに・・・でも、本当なら、ニースがアキトの相手だったんです。しかも一発キャラで・・・
アリス:それがどうしてこんな結果に?
ケイン:リナ達のパワーアップのためです。一度負けでもしない限り、ルナさんの修行を受けたがりませんから・・・
アリス:それは言えてる。もし、負け無しのまま帰って、ルナ姉に修行しろなんて言われたら、
荷物まとめて、次の日には旅出てるもんね・・・
ルナ:あの子ったら、厳しくしないとすぐ怠けるから・・・・自然と厳しくなるのよ。
ケイン;ルナさんの厳しさは、リナに生きてもらいたいが為ですからね。
アリス:そういえば、この話って、結構質問が多かったよね
―――――質問・DFSで魔力弾は斬れるんですか?―――――
ケイン:斬れるものもあります。
アリス:斬れるものもって・・・斬れないものもあるの?結構いい加減ね・・・
ケイン:いい加減じゃないっす。斬れるのは、貫通を主にした魔力弾だけです。
触れたら爆発するようなものは、DFSに触れた途端、爆発します。
ルナ:でも、烈閃槍は斬れなかったわよね。
ケイン:ええ、あれは完全に物理的なものじゃありませんから。
魔族の攻撃は、人間に対しては基本的に物理的なものしかありえないため、DFSでも斬れるんです。
アリス:魔族って、人間に対しては精神世界面の攻撃はできないもんね。
ケイン:そういうことです。
ルナ:まだ質問があったわね。
―――――DFSで刃を作るとき、アキトや北斗は意識を集中して作っているはずですから、
刃を形成する意思=魔族にダメージ・・・ではないんですか?―――――
ケイン:この質問をされたときは、かなりドキッとしました。
アリス:そこまで考えてなかったってことでしょ?
ケイン:それに近いです。
アリス:じゃぁ、一応考えてるんだ。言い訳・・・・
ケイン:言い訳って・・・まあいいか。DFSの刃はどんなに威力があろうとも、物質的なものではありません。
ルナ:確かにそうね。エネルギーによって生み出された刃ですもの。
ケイン:だから、いくら持ち手に意志力があろうとも、その意志力の伝導率が零なので、
魔族に攻撃しても、ダメージをあたえることはありません。
アリス:完全にそうなの?
ケイン:いいえ、DFSの柄で殴った場合は当てはまりません。
アリス:それって・・・殴った方が早いじゃん。
ケイン:やればDFSが壊れますからね・・・・
<第五話>
ルナ:中心的に、アキト君とリナ達の情報交換の話ね。
ケイン:そうですね・・・一応、あれこれありました・・・だけで済ませるのは忍びなかったですし。
アリス:でも、結局メインはリナ達がDFSというやつを試す場面ね。
ルナ:人の物を盗ろうとするなんて・・・教育のやり直しね。
ケイン:程々にしてくださいね・・・彼女には後々頑張ってもらう予定なんですから・・・・
アリス:そんな事より、またまた質問が来てるんだけど?
―――――DFSを使うには、IFSが必要なのではないでしょうか?―――――
ケイン:確かにその通りです。アキトは、リナの盗ろうとする意志を無くすために、わざと試させました。
アリス:・・・・・・・本当は?
ケイン:すっかり忘れていました。申し訳ございません。
ルナ:こっちも再教育が必要かしら?
ケイン:さあ!はりきって次に行きましょうか!!
アリス:無理して聞いてないふりしてるし・・・・
<第六話>
ルナ:私が初登場した話ね。
ケイン:そうです。でもなぜか、印象はスポットの方が強かったらしいです。
ルナ:仕方ないわよ。スポットは以前本編にでてたんだし。
アリス:この話のお笑い役だからね・・・番犬(狼?)になってるし・・・
ルナ:私と両親が目立つようになるのは、後々のことですからね。
アリス:実際の所は、この作者があまり深く考えてないからなんだよね。
ケイン:その通りっす。ルナさんの性格も、この時点では正確には決まってなかったんですよ。
書きながら、こうだあーだと言いながら試行錯誤して生まれたのが、今のルナさんの性格です。
アリス:こんなのはルナ姉じゃないってクレームが来たら、やめるつもりだったのにね。
ケイン:その点は、心の広い読者の皆さんに感謝です。
<第七話>
アリス:リナ達の修行が開始って話ね。
ルナ:この頃から、私の性格が徐々に固まっていったのよね。
ケイン:色々と考える暇があったもので・・・主にリナ達の修行の事でしたけど。
ルナ:リナの修行は、どこかで見たことがありそうな気がするって言う人が居たらしいじゃない。
ケイン:それはそうでしょうね・・・詳しくは言いませんけど・・・・
アリス:鉄球の前に、何か案ってなかったの?
ケイン:とくには・・・鉄球ではなく、腕輪という案はありましたけど、それは先送りにしたし・・・・
ルナ:腕はというと・・・アメリアさんとゼルガディスさんの?
ケイン:そうです。でも、この時にはまさかあんな効果をもたせることになるとは思いませんでしたけど・・・・
アリス:要するに、行き当たりばったりで書いてるって事でしょ?
ケイン:なにも言い返せないです・・・・・・
ルナ:もう一つのメインは、アキト君がアルバイトを始めるところかしら?
ケイン:そうですね。この時、店長の性格を三時間ぐらい悩んだ記憶があります。
ルナ:それであれ?
ケイン:そうです。他人のもめ事をおさめながらも、実は楽しんでいるという性格。
アリス:良いのか悪いのか・・・他人を思いやれる性格を残したのが唯一の救いってやつかな?
<第八話及び第九話>
ケイン:この話は二つで一つです。
アリス:かなり中途半端だもんね。
ルナ:そういえば、私達の世界と、アキト君の世界の食材が似てるって本当なの?
ケイン:似てるのではなく、まったく同じです。
アリス:そうなの?
ケイン:作品中にでてくる料理の名前に、『魚の揚げ物』だの『子羊のワイン炒め』というのがありましたしね。
アリス:そういやそうね・・・名前が一緒なら、材料も一緒か・・・
ケイン:そう思いまして・・・でも、香辛料とかは、名前が違う可能性があるだろうとも思っています。
ルナ:料理の話はもういいとして・・・私のファンクラブがでてきたわね。
ケイン:そうです。実際の活動は・・・ルナさんのためを思った行動が多いんですけど、偶に暴走します。
アリス:今回がその一例ね・・・・リナに引き続き、無謀なやつ二号ね。
ケイン:その点はなんともいえません。知っていたとしても、襲いかかっていったでしょうけどね・・・
アリス:ま、アキトが理解される為のフラグと考えれば、無駄じゃなかったでしょうけど。
ケイン:身も蓋もない・・・・
アリス:それは捨てといて・・・夜はルナ姉とアキトの愛の語らい!
ケイン:してないって・・・この時点で同盟に喧嘩売る勇気は俺には無いッス。
ルナ:会話だけでも、私は気持ちが楽になったけどね・・・
この夜から、私はアキト君のことをもっと好きになったのよ。
アリス:ルナ姉に好きな人ができたって聞いたときには、あたいは自分の耳を疑ったけどね・・・・
ルナ:でしょうね。今までまったくそんな話がなかったから。
アリス:女王様も、仲間もみんな祝福してるよ。ルナ姉は人気が絶大だから。
ルナ:ありがと。
<外伝・第一話>
ケイン:最初で最後の小ネタ集。
アリス:結局次の話から、また一話形式になったからね。しかも結構難産だし。
ケイン:悩みに悩みました。それで出てきた案が、スペシャルの方の出演。
ルナ:ランツさんは違うけどね・・・出番があれっきりだから、似たようなものかしら?
アリス:そうじゃない?リナも、綺麗さっぱり思い出しもしなかったし・・・
ケイン:キャラ立ちしてないからね。どの能力をとっても平凡だし。
アリス:この話の後でも、出番が一回こっきりだしね。
ケイン:使い道がないからね・・・中年三人組の方が使いやすいし。
<外伝・第二話>
ケイン:歩く武器庫こと、レミィさん登場。私的には、このキャラの声優さんは結構好きです。
アリス:本当に私的・・・この話を書くとき、ドラマCDを聞きっぱなしだし・・・・
ケイン:そのおかげで、書くスピードが上がったから良し。
ルナ:この話の要点は、私の持つ、赤竜の剣かしら?
ケイン:そうですね。赤竜の剣がどういったものかを書くのが目的でした。
器がなければ持てない、というのは、最初の頃から考えていましたし。
アリス:この話で、アキトは剣を持たなかったんだったね
ケイン:本当は、持たせようと思ったんですけど・・・・レミィさんがあんな目にあったっていうのに、
アキトが不用意に持つだろうか?と思いまして、急遽変更しました。
ルナ:その代わりに、ガウリイさんが火だるまに・・・
ケイン:結論からいえばそうなります。でも、他にももう一つ理由はあるんです。
アリス:あんたのことだから、劇的にでも渡したいとでも思ってたんでしょ。
ルナ:その結果があれだったから、私的にはオッケーだったかな?
ケイン:本人が気に入っているから、良いことにします。
<外伝・第三話>
アリス:馬鹿三人登場。以上!
ケイン:話すのが嫌だからって、終わらせないで・・・・続かないでしょうが・・・・
ルナ:この三人のおかげで、アキト君と女王様達が知り合ったのよね。
ケイン:そういった意味では、完全にかませ犬。
ルナ:そういえば、この話でライルさんも出てきたのよね。
ケイン:この話の目的は、ゼフィーリアが襲われたときに、街を防衛する人を紹介することですから。
アリス:ということは・・・私達は、単なるちょい役?
ケイン:女王の護衛役を印象づけようとしていました。
ルナ:名前もろくに出てなかったしね。
アリス:そうよねぇ・・・台詞が一つもない。結構酷い扱いだったわね・・・
ケイン:だからといって、鋼糸を首に巻き付けるの止めません?次の話を連続で出したんだからさ・・・
アリス:それもそうね。
<外伝・第四話>
アリス:女王様とティシア、それにあたい達四騎士の紹介だね。
ケイン:それがメインでしたから。婚約云々は半ば電波だったし・・・
ルナ:私がアキト君と婚約したのも、思い付きな訳?
ケイン:アキト君を縛る鎖を増やそうかと考えたら、自然と指が動いてました。
やはり電波はいけませんね。馬鹿王子の名前を考えるのに、かなり時間を費やしました。
アリス:あんた、名前考えるの苦手だもんね。しかもセンス無いし。
ケイン:ほっといて・・・・でも、試行錯誤した末に、アリスが生まれたんですから・・・
アリス:どういうこと?
ケイン:四騎士は、女性二人に男性二人、計四人です。そこまでは一緒ですけど・・・・
発案当初は、水竜と火竜が女性で、残りが男性でした。
ルナ:エルトガイウスはキャラが固定していたわけね。
ケイン:そうです・・・でも、考えていく事に、重大な欠点が見つかったのです。
ルナ:欠点?
ケイン:そうです・・・それは、火竜騎士団長が女性だった場合、もちろん、女剣士になりますよね・・・
ルナ:それは当然でしょうね。役割から考えても・・・・
ケイン:それで、性格云々を考えていくたびに、ニースとダブっちゃいまして・・・・
だから、いっそのことキッパリと諦めました。おかげで、ニースの性格は固まりましたけどね。
アリス:その結果、あたいとレニスができた・・・・と。
ケイン:またまた、かなり悩みましたけどね・・・・個人的には、納得のいく形になったので満足しています。
アリスがお気に入り!だの、エルが結構いい感じ!という人もいてくれますし。
アリス:そうなんだ。私を気に入ってくれた人、ありがとうね〜!!
ルナ:でも、結構、外伝の話って人気があったんでしょ?
ケイン:そこそこ・・・結構好きです。という声をチラホラと聞きました。
ルナ:後々、こういったことを書く予定は?
ケイン:ネタさえあれば・・・どっかのごつい吟遊詩人を出してくれという声もありましたし・・・
アリス:結局、電波に頼らないと書けないわけね・・・・
<第十話>
ケイン:ここの話から、一話ずつの内容が多くなりました。
アリス:あんな調子で書いていたら、何年かかるかわからないしね。
ルナ:この話は、アキト君がゼフィーリアを離れる話よね。
ケイン:そうです。結局はすぐに戻ってきましたけど・・・・
ルナ:結構寂しかったわ。前の生活に戻っただけなんだけど・・・胸に穴が空いたような気がしたわ・・・・
ケイン:ルナさんにとって、アキト君は大切な心の一部になっていたんでしょうね。
アリス:んな事言ってるけど、ルナ姉ってば、毎晩アキトと会話してたもんね。
ルナ:そ、それは・・・・まあ、寂しかったから。
アリス:まるで夫が出張中の新妻みたいだったもんね。
ケイン:マイアス君・・・君は影が薄いね・・・二人の会話の中に、名前すら出てこないよ・・・・
<第十一話>
ケイン:リナ達と、ゼルガディス達の再会です。
アリス:アメリア達が、なんでこの国に居たか・・・かなり悩んだって話ね。
ケイン:いつも悩みっぱなしだけどね。それで思いついたのが、魔法陣都市計画。
アリス:しかも五紡星。魔術師が居なくなるから、逆に国力が衰退しそうな気もするけどね。
ケイン:それについては、きちんと考えますよ。
アリス:どうなってんの?
ケイン:魔導士協会を街の外に作ります。
ルナ:でもそれって、魔導士の人達が追い出されたと思わない?
ケイン:たぶん大丈夫でしょう。そこは魔導士協会という名の、小さな町が作られますので。
ルナ:つまり、外見上は、魔導士協会の人達を優遇していると・・・・
ケイン:そういうことです。
<第十二話>
ルナ:アキト君とガウリイさんが、いきなりとばしていますね。
アリス:今さらレッサー・デーモン如き、ものの数じゃないって。とくにアキトは・・・・
ケイン:本当は、リナの竜破斬で一気に片を付けようとして、それを偽シェーラが斬り裂く予定だったんだけど・・・
ルナ:それだと、デーモンがそのままよね。だから変えたの?
ケイン:そう。アキトが、デーモンそのままでゼフィーリアに戻るのは無いでしょうし・・・
それに、あの二人を出す機会を考えれば、ああした方が良いかな?と思って。
アリス:あんた・・・話そらせてるでしょ。
ケイン:ギクゥ・・・・なんのことでしょう?(滝汗・泳ぐ目)
アリス:シェーラの正体バレバレ。あんたの浅知恵が露見されたわよね。
ケイン:それがどうした!
アリス:開き直るな。というか、逆ギレしてるし。
ルナ:これから精進する事ね。無駄かもしれないけど。
<第十三話>
ケイン:初の前後編。余談はさておき、リナ達オンリーの戦闘パートです。
ルナ:私どころか、アキト君の出番すら無かったものね。最初の一行以外。
アリス:それより重要なのは、戦闘シーン。これほど長く書いたって初めてじゃない。
ケイン:そうなんです。勢いにまかせて書いた戦闘シーン・・・不評がこなくて万々歳です。
ルナ:どっちかというと、アメリアさんとゼルガディスさんが着けていた腕輪の話の方が目立っているようですし。
ケイン:婚約指輪を引っかけて考えたんだけど・・・結構好評。
ちなみに、これを作ったのはアーウィンだったりします。
ルナ:そういえば、あれの力って、精神世界面のリンクによる、魔力許容量の増加・・・
アリス:でも、自分が竜族だったため、断念。人間達の間で流行というわけ?結構皮肉な結果ね。
ケイン:そして、ゼルガディスがこの腕輪を見つけたとき、臨時に組んだ男女の二人組と一緒にいました。
アリス:誰?それ・・・そもそも、ペアリングなんだから、その二人が身に付けるのが本当なんじゃない?
ケイン:その二人組は、一緒に置いてあった魔剣の方を選んだんです。
理由は、女性がペアリングを嫌がったから。
ルナ:仲が悪かったの?
ケイン:ルーク君とミリーナさんですから・・・ミリーナさんは、心の内を覗かれるのが嫌だったんでしょうね。
アリス:おいおい・・・さらりと爆弾発言を・・・・
ケイン:こういう設定って、ここで言わないと謎のままだからね。
<第十四話>
アリス:人魔とか獣人とかがもりだくさん。
ケイン:本当は、ただの野盗の群だったんです。でもそれだったら、警備団どころか、住民で対処できますし・・・
ルナ:確かにね・・・野盗程度なら、うちの親二人でお釣りがくるものね。
ケイン:その通りです。だから、人魔とかを出したんです。ザナッファーとかも、その時の思い付きです。
アリス:よくまあ・・・考えがまとまったものね。
ケイン:アーウィンの復讐は以前から・・・と考えててね。それなら、何かと策を講じているだろうな〜と思って。
アリス:いい加減だね・・・そういや、ゼロスも本当は出すつもりはなかったんでしょ?
ケイン:そうです。ルナさんとの交渉役を考えたら、自然とゼロスが思い浮かんで・・・
ルナ:それで出したと・・やっぱりいい加減ね。
ケイン:喜んでくれている人が居たから良いんです。
ただ、問題はゼロスの不真面目さをどこまで書けるか・・・だったんですけど、概ね好評でした。
<第十五話>
ルナ:私とニースの戦いね。聞いた話だと、そもそも私は別の何かと戦う予定だったって事だけど・・・
ケイン:魔王の力を覚醒させたコピー・ルークの団体さんと戦う予定でした。
アリス:きもっ!同じ顔の団体は精神的にきついんじゃない?
ルナ:確かに・・・あんまり戦いたくはないわね。それに、魔王の力を覚醒って一体どうやって?
ケイン:コピーに宿った微かな魔王の片鱗を、無属性の力をそそぎ込み、増幅させる予定でした。
ルナ:それで?赤竜の力の欠片を盗りに来たわけ?
ケイン:いいえ、髪の毛とかでもよかったんです。そこから力を抜き取って、同じように増幅させると。
アリス:でもそれだったら、わざわざ戦い仕掛けなくてもいいじゃん。あたいならすぐに用意できるし。
ケイン:だから、設定を変更して、ニースが赤竜の力の一部をとりに来たわけです。
ルナ:後半は、ティシアとアキト君の会話ね。これで一つフラグが立ったわけね。
アリス:なんであたいが案内役な訳?エルでもよかったんじゃぁないの?
ケイン:私の趣味。一番のお気に入りだから。
アリス:あっそう。
ルナ:メアテナちゃんが初めて出てきた話でもあるわね。
ケイン:メアテナに関しては、神威さんが考えたキャラなんです。
神威さんは、この話がより深くなった立て役者の一人です。多謝!!
<第十六話>
ケイン:今までの総集編。それと、皆の顔合わせの話です。
ルナ:それなりに長くなると、話を忘れやすくなるものね。作者も・・・・
ケイン:そうです・・・反論もありません。
アリス:とくに言うこともないわね・・・この話って。
<第十七話>
アリス:私があとがきを代理したときの話ね。
ケイン:ゼルガディスの修行編と言ってほしいです。
アリス:あたしって・・・結局って何が得意武器なの?
ケイン:とくには・・・武器に頼らないのが空竜騎士団です。
アリス:頼らないって・・・拘ることもなく、臨機応変に武器を使うってわけ?
ルナ:空竜騎士団が戦う目的は、勝つことではなくて、生き残る事ですものね。
アリス:ちなみに私の標準装備は?
ケイン:投擲用ナイフが十数本、飛針が数十本。鋼糸などといった暗器各種。
腰の後ろに、空竜騎士団・団長が代々使ってきた二本のダガー。もちろん、魔法がかかってます。
アリス:代々って・・・継承物?
ケイン:そうです。火竜では剣、水竜では杖、地竜は盾です
ルナ:地竜は盾ね・・・国の盾・・・ということかしら?
ケイン:そういうことです。ちなみに、現団長は無手が得意ですから、盾を使うことはありません。
アリス:そういや、私が着任してから、地竜の盾は見たこと無いわね・・・
ケイン:家で飾りになってます。額縁みたいに壁にぶら下がっていたりしますけどね・・・・
アリス:猫に小判・・・豚に真珠ね・・・
<第十八話>
ケイン:アメリアの修行です。
アリス:アメリアね・・・格闘術とかはわかったんだけど、威力アップは武器じゃだめなの?
ケイン:後ででてきたグローブですね。威力が上がるといっても、いつもより、半分ぐらいしか上がりません。
アリス:それって、結構凄んじゃない・・・・
ケイン:下級魔族までならいいです。中級程度になると、歯牙にもかけません。
ルナ:だから、ゼルガディスさんの剣に、宝玉による威力増強がついているわけね。
ケイン:その上、妖斬剣の技術を流用、宝玉から刀身に魔力回路を書き込んでいるため、
宝玉に魔皇霊斬をかけると、刀身の切れ味が更に増すという小細工もしております。
ルナ:だから、アメリアさんの場合は、蓄積する魔力を増加、圧縮という方法をとったのね。
ケイン:もとネタは、人間に宿った悪魔が使う、武闘術なんですけどね。
アリス:わかる人いるの?
ケイン:さぁ?
<第十九話>
ケイン:とうとう来ました。
アリス:問題が解決してない話ね。いい加減なことばかり書いてるから・・・・
ケイン:いい加減じゃない!・・・・と思いたいです。
アリス:あら謙虚。まぁ、それはおいといて・・・結界制作者のルナ姉、説明どうぞ。
ルナ:作品中でも書いてあるけど、あの結界は精神世界面に効くような攻撃でないかぎり、
物質にダメージをあたえることはできないの。此処まではわかるわね?
アリス:じゃぁ、ゼルガディスがやった地撃衝雷で、なんで大地が揺れたりしたの?
ルナ:あれは、魔法によって大地の精霊に干渉したから。もし、そのまま攻撃をしたとしても、
アキト君が傷つくことはないわ。衝撃で、吹き飛ばされはするけどね。
アリス:じゃぁ、リナが暴爆呪を使っても、岩が吹き飛ばなかったのは?
ルナ:あれは岩といっても、大地に埋まっていたものだから。そこの辺りは、完全に作者の落ち度ね。
ケイン:すみません。反省しております・・・・
アリス:最後の方でアメリアが使った暴術法は?なんで大地が爆発するの?
あれって、術の対象者の足下に、爆発する光球を作り出すってやつじゃなかったっけ?
ケイン:それは私が・・・・あの時、アメリアが術を使った目的は、アキトへのフェイントと、
爆発によって起こる土煙で、視界を奪うことでした。
もちろん、そのまま使っても、爆炎があがるだけ、無意味なものですけど、あの時アメリアは、
術の構成自体を改良し、大地と半ば融合させて発動させました。要するに、地雷ですね。
ルナ:どうして作品内でそう書かなかったわけ?
ケイン:代理人様に言われるまで、スッポリと頭から抜け出ていました。
ルナ:つまり、今、長々と書いた説明も、ただの言い訳だったと・・・・
ケイン:そういうわけです。読者の皆さまに、謹んでお詫びいたします。
<第二十話>
ケイン:スレイヤーズ世界のジョーカー。ルナ・インバース嬢の凄さがわかる戦闘です。
アリス:この世界で、最強の二つ名をもつ騎士だかんね。ルナ姉は。
ルナ:そんなこと無いわよ。私だって戦っても勝てない人はいっぱい居るわ。
アリス:例えば?
ルナ:店長には料理で、女王様には策略で、ガイウスさんには氣功術、アリスには諜報活動、
レニスには部隊の指揮、エルには知識でね。アキト君には無条件降伏かしら?
ケイン:最後はお惚気でしたが・・・それぞれ認めてるんですね。
ルナ:冷静な目をもってね。見極めることができないと、この世界は生きていけないわ。
ケイン:そうですか・・・
アリス:そういやさ、ルナ姉ってこの時どれぐらいの実力で戦ってたの?五割くらい?
ルナ:二割半・・・ぐらいかしら?五割も使ったら、リナ達が手も足も出ないだろうし・・・
アリス:さいですか・・・・
ケイン:ルナさんが本気で戦闘しているところって書いてないんですよね・・・・書こうかな?
ルナ:相手は?またニース?
ケイン:予定ではアキト。怪我のリハビリということで。
ルナ:アキト君?戦いたくないわね・・・・
アリス:それなら条件つけたら?私が勝ったら一日デート!とかさ。
ルナ:それはいいかもね。
ケイン:ま、その時にでも考えてください。(書くかどうかわからないし・・・)
<第二十一話>
ルナ:北の魔王が滅び、獣王とゼロスが頼みをしに来た話ね。
ケイン:そして、初めて代理人様の予想を裏切った話です。
アリス:言うに事欠いてそれ?
ケイン:なら、ニースの正体が判明した日。
ルナ:正体と言うほど大したものじゃなかったような・・・まぁ、いいでしょう。
アリス:しかしさ、いきなり北の魔王を滅ぼす?随分と思いきったことするね。
ケイン:読者の人からね、『北の魔王は出てくるんですか?』と聞かれたから。
アリス:ひねくれてるね・・・・
ケイン:いっそさっぱりしました。これで、カタート山脈はただの霊峰です。
ルナ:竜達の峰に住む竜も、完全にお役ご免ね。
ケイン:でしょうね。異界黙示録への通路はなくなったし、北の魔王もいなくなった。
あそこにいる理由はなくなりましたしね。たぶん、出ていこうとしませんでしょうが。
アリス:なんで?
ルナ:あそこはカタート山脈が近いから、大地の氣が充実してるの。竜達はその氣を吸収して生きてるからね。
別に、竜達の峰にこだわる必要もないけど・・・あれ程の土地はそうはないから。
アリス:なるほどね・・・
<第二十二話>
ケイン:なんと申しましょうか・・・一言で言うなら、同盟に喧嘩を売った話です。
ルナ:私とアキト君が、キスをした話ね♪
アリス:ルナ姉・・・(羨ましいなぁ)
ケイン:おかげで他の印象が思いっ切り薄くなってます。思えばこの話なんですよ・・・・
アリス:何が?
ケイン:十八話のあとがきでエルネシアさんが言ってたでしょう?パソコンが五回も止まったって・・・
アリス:ああ。そういえば・・・
ケイン:あの時に、この話を書いてたんです。本気で『桃色の破壊神』や『電子の妖精』がいるのかと思いました。
アリス:あんたって、投稿する話と、今書いている話に差があるもんね。
ケイン:大体…五、六話程度かな、ストックないと、精神的にきついし。
ルナ:そんな事どうでもいいわ♪
ケイン:酷いっす・・・・(泣)
<第二十三話>
ケイン:アキトとニースが本格的にぶつかった話です。
アリス:この話始まって以来の、まるまる戦闘シーン。苦手なのによく書いたね。
ケイン:思いっきり悩みましたけどね・・・
ルナ:感想をくれた皆さん、シリアスだの、最近見かけない『燃え』だのと言ってくれたしね。満足でしょ?
ケイン:それはもう!ニースの技が『訳が分からない』と言われたときには、
自分の文才の無さにへこみましたけどね。
アリス:結局さ・・・残光刃ってなに?
ケイン:一言で言うなら、質量のある残像の刃。この質量っていうのが、
膨大な魔力を圧縮させて造り出しているわけです。
ルナ:共鳴っていうのは、その魔力を明滅させるための手段ってわけなの。
明滅させなかったら、ただの高威力の斬撃だからね。
ケイン:他にも、共鳴させる意味は、技の発動時間を短くさせるためと、魔剣の魔力を高める意味もあります。
ルナ:どっちかというと、共振という方がいいんじゃない?その場合。
ケイン:そうですね。
アリス:聞きたいんだけど・・・あんたがその技を考えたの?
ケイン:そうです。ちゃんともとネタもありますが・・・・
アリス:なんなの?
ケイン:天使の名を冠する、悪魔を狩る者が使っていた技がもとです。理由は格好いいから。
アリス:あれを自分なりに説明づけて、改良したのが、ニースの斬光刃な訳ね。
<第二十四話>
ケイン:引き続き、アキトとニースの戦闘です。
アリス:決着編だけどね。
ルナ:ここでも、ニースの技が目立ってるわね。一式、二式はわかるけど、三式ってなに?
ケイン:一式は直接攻撃系。二式は中、遠距離攻撃系。これが魔影流の基本です。
三式というのは、共振による魔力増幅を限界まで行い、それを扱う技です。
アリス:無茶苦茶・・・かなり危険じゃないの?
ケイン:もちろん。どんな魔力剣でも・・・という訳にはいかないから。
ルナ:それはそうね。あんな技、並の魔力剣では技を出す前に砕け散りそうだし・・・
ケイン:ですね。伝説級の魔法剣でないととてもじゃありませんが木っ端微塵ですね。
アリス:結構贅沢な闘い方だね。
ケイン:まぁ、神魔戦争の時代は、強い魔法剣が普通の武器屋に並んでいるぐらいありふれているでしょうしね。
ルナ:武器といえば、アキト君が使った紫銀の力・・・あれってどういったものなの?
ケイン:なんなのといわれても・・・昂氣と赤竜の力を混ぜ合わせたものですけど?
ルナ:そういう意味ではなくて・・・一体どういった力があるのかって事。
ケイン:全てを消滅させる力・・・といえばいいんでしょうか?全てのものを断ち切ってしまいます。
アリス:なんでもって・・・魔法とかも?
ケイン:そうです。あの力によって斬られたものは、元には戻りません。事象すら断ち切ります。
以前、リナ達が戦った無限に再生する肉塊があったでしょ?
ルナ:ああ、あれ。魔族が使う邪法『屍肉呪法』を応用したものね。それがどうかしたの?
ケイン:もし、アキトが紫銀の力で斬れば、再生・・・というか、復元することは難しいでしょうね。
それ以前に、その一撃で存在を消滅させる・・倒す可能性の方が高いんですけどね。
アリス:それって問答無用ね・・・で?実際の武器としてはどれぐらいの強さなわけ?
ケイン:リナが使う完全版の神滅斬よりやや下ぐらいです。ちなみに斬り合いは可能です。
ルナ:いいの?そんなにアキト君を人外にさせて・・・
ケイン:今さら・・・という意見の人が多いでしょうね。でも、私から見れば、人外だのなんだのといっても、
アキトは人間なんですけどね。どんなに強い力を持とうとも、心臓を貫かれればやばいですし、
頭を砕かれればどんな人間でも絶対に死にます。闘い方次第で勝敗は決まるんです。
アリス:そうよね・・・四騎士の中で、最強なのはレニスなんだけど、実際に戦えば、
暗殺や隠密が長けている私が最後まで生き残るだろうし・・・・
『最強の力』=『絶対の勝利』という訳じゃないもんね。
ルナ:『勝負は時の運』とはよく云ったものね。
ケイン:(そうは言ったものの・・・絶対に負けそうにない連中だからな〜・・・暗殺者なんて片手で捻る連中だし。
あの方でない限り、やられそうにないし・・・やっぱり無敵だ・・・)
ルナ:そういえば・・・アキト君って、二刀流使えるとか何とか言ってなかった?代理人さんが・・・
ケイン:ええ、言っていました。私も憶えています。
アリス:で?言い訳は?
ケイン:いきなり言い訳と言い切りますか・・・まぁ、いいけど。
本編で、アキトが二刀流を使ったって言っていましたけど、
アキトの腕前については何の記述もなかったんですよね・・・
エステバリスでの北斗戦の時は一瞬だけ。対D戦の時は二刀剣術というより、二本使ってたって感じ・・・
アキト自身も、DFSの出力を二本で補ったっていってるしね・・・・
アリス:二刀流と、二本使うのとは微妙に違うからね。
ルナ:そういうわけで、アキト君の二刀流の腕前は低かったわけ?
ケイン:それが一つです。
アリス:一つ?まだ何か小賢しいこと考えてんの?
ケイン:もう一つは、その方が面白そうだから。苦戦しないニースとの闘いは、つまらないでしょう?
ルナ:結局はそこなのね・・・・その所為でアキト君は怪我を・・・再教育決定ね。
ケイン:げ!!で、でも、そのおかげで、アキト君に料理を食べさせるというイベントのフラグが立ったわけですし。
ルナ:・・・・そ、そうねぇ〜・・・・
ケイン:(迷っている内に・・・)さ、次いきましょう!