For desired tomorrow
第8話「シュウとカルマと・・・」

 『・・おい、さっき人の声がしたよな?』
 エステバリス隊は『蛇』の前方を覆うように展開する。
 『ああ、僕は木星蜥蜴じゃないよ』
 『蛇』からの返事。
 「何者だ?」
 アキトが臨戦態勢のまま、相手に問う。
 『・・・・これは珍しい。
  魂の絆を・・・1つは・・・なるほど。
  君がテンカワ君だね』
 首が動き、フリチラリア機を見てから、テンカワ機を睨む。
 『自己紹介はまだだったね。
  僕はシュウ・エンド・ディサピアー。この機体はナーガ』
 シュウはそう言うと、ナーガの尾を前方に反らして、半円を作る。
 『・・・地獄は生の苦しみ、煉獄は罪を焼き尽くす炎、天国は安息への階段』
 意味不明な言葉が紡がれていく。
 言葉が紡がれる度に尾の先端が怪しく光出す。
 『皆さん、その詠唱を止めさせてください!!』
 『させない!』
 『レイリア!』
 意味に気付くことが出来たのはルリ、万葉、リリィの3人だけ。
 『魔の曲よ、我が力に従い、苦痛と安息の調べを奏でよ・・・ダンテ』
 万葉のライフル、リリィの鎖がナーガに飛ぶ。
 『・・君か・・・久しぶりだね』
 攻撃は当たるが、サイズがまったく違う為、効果は薄い。
 『あああああああああああああああああああっ!!』
 『どうしたんだ、ルリちゃん!?』
 『ルリルリ!?』
 『ルリちゃん!?』
 突然、ルリは自らの身体を抱きしめて、苦痛の悲鳴を上げ始める。
 『からだがからだが・・!』
 全身から汗が絶えず噴き出て行く。
 『・・・!』
 突然、驚愕と共に後頭部から倒れこむ。
 『ルリちゃん、どうしたの!?』
 ユリカが駆け寄り、抱き起こそうとする。
 『熱っ!
  ・・・・なんで?』
 『どうしてですか?なんで同じ人間なのに、こんな酷いことを・・・』
 『ルリ!!』
 ブリッジにヒスイが駆け込む。
 『・・・・安心するといい。彼女は死んではいない。
  君達は戸籍上15にもなっていない少女を戦艦に乗せ、働かせてなんとも思わないのかい?
  だから、僕が休みをあげたんだ。非はネルガルにあると思うけど?』
 『それは・・』『そんな事どうでもいい!敵ならぶっ潰す!!』
 リョーコが啖呵を切る。
 『メグミさん、ルリを医務室にお願いします』
 『・・・貴女は?』
 『ヒスイです。
  ルリが戦闘不能の為、復帰するまでサブオペレーターに就きます。
  気をつけてください。
  敵はいままでのどの木星蜥蜴より強力です』
 ヒスイがルリが座っていた椅子に着く。
 『・・・・そう言えば、さっき人間とか酷いって喚いていた子がいたね。
  僕から言わせて貰えば、煉獄の炎は罪人にしか効かない炎なんだよ。
  だから、僕はダンテを使ったんだけどね。
  さて、もう話すことは無い様だね。生か死か・・・見せてもらうよ』
 ナーガの両腕が上がり、直に振り下ろされる。
 『回避行動!』
 万葉が叫びながらナーガから距離を取る。
 ナーガから円状に衝撃波が放たれる。
 『クッ』
 『ナニッ!?』
 全員、距離を取ることに成功して直撃は避ける。
 『これで終わりじゃないよ』
 ナーガの右腕からスバル機に向けて、光線が放たれる。
 『リョーコ!』
 『・・・マジかよ』
 一撃で戦闘続行不可能と言えるぐらいまでの被害。
 もともと、戦艦並みの大きさなのである。
 装備されている武器も、通常サイズではない。
 『リョーコちゃん、一端下がるんだ!』
 アキトがライフルを撃ちながら、一時離脱を促す。
 『・・・分かった。気をつけろよ』
 『・・・・油断大敵か。まさか、防御が崩れるとは・・』
 フィールドに妨害されること無く、アキトの攻撃が命中する。
 『同じ部分を攻撃してください。
  集中的に攻撃すれば、勝てない相手ではありません』
 万葉がシステム零を発動させ、ナーガの周りを高速で動く。
 『・・・『純白の天使』や『氷の戦姫』ではなく、
  まさか、君が来るとは・・・僕は強いんだけどな』
 ふざけた調子ながらもライフルから放たれる光弾をナーガの防御フィールドで受け止める。
 『そこだ!』
 『なっ!・・・クリティカルヒット・・かい?』
 ディストーション・フィールドを纏わせたテンカワ機の拳がナーガの装甲を突き破る。
 『行くよ〜』
 『逝くなら、咲かせて見せましょう桜の花』
 アマノ機とマキ機が同時にライフルでピンポイント射撃を行う。
 ・・・防御フィールドに妨害される事なく、命中。
 『・・どうやら、初めの攻撃で敵の防御装置が故障して、上手く作動しないようです』
 ヒスイの敵機の情報がパイロットに伝わる。
 『よしっ、後は俺様に任せな!』
 『ガイ!?』
 通信に割り込み、ナデシコから出撃したのは医務室に眠っているはずのヤマダジロウ。
 『・・ダイゴウジ様、医務室に居たのでは?』
 『そんなもん、味方のピンチになれば治る!
  やい、キョアック星人め、正義の拳を受けてみろ!』
 無茶苦茶な言葉をリリィに返し、ナーガに自分の正義をぶつける。
 『・・・・そう、正義ね』
 シュウの声からふざけていた感じが消えてなくなる。
 『ガイさん、全力で回避行動を!』
 『ヒー、グワッ!』
 突然、背後からの衝撃でヤマダ機が吹き飛ばされる。
 『愚かなる者に死を』
 体勢を整えていないヤマダ機に向けて、光線が放たれる。
 『ガイ!』
 『・・・キョアック星人め、不意打ちとは卑怯だぞ』
 幸運か、体勢が整っていなかった事が幸いしたのか左腕を破壊されるだけですんでいる。
 『ヒカルさん、イズミさん、ヤマダさんはナデシコから援護射撃を。
  アキトと万葉ちゃん、リリィちゃんは接近戦で敵を撹乱して!』
 『なんだと、俺はやれるぞ!』
 『艦長命令です!言う事を聴いてください!!』
 命令を飛ばし、良くとも悪くとも艦長として行動する。
 『・・・面白い。では、こういう手はどうかな?』
 上昇して、両手を天に掲げ・・・巨大な光弾が生まれる。
 『どこまで耐えれるかな』
 巨大な光弾が何十もの小さな光弾に別れ、襲い掛かる。
 アキトは紙一重で光弾を回避して、反撃に移る。
 『流石だね。でも、僕の方が・・・・!
  ・・何故・・その光を使える』
 あと一歩の所で防御フィールドに阻まれるが、
 突如、テンカワ機が光に包まれる。
 『うおおおおおおおぉぉぉぉ!!』
 咆哮と共に拳がフィールドを貫く。
 『・・・・・今のは、効いたよ。
  まさか、カルマ君の羽根を持っているとは言え・・・・人間にここまでやられるとはね』
 言葉に今までの余裕が消え、驚きが含まれているが・・・・
 『でも、僕の勝ちは揺るがない。
  攻撃しないから後ろを見てみるといい』
 次の言葉は逆に自信が満ち溢れる。
 『・・・シュウ、最初からナデシコを狙っていましたね?』
 テンカワ機が後ろを向く前に万葉が状況を説明する。
 『予想より防御能力は低いね。
  エステバリスでの防衛が要だったのかい?
  脆すぎるよ。これでも、まだ全力と言うわけじゃないんだけど』
 ナデシコの被害はとてつもない。
 戦艦サイズのナデシコに何十発もの光弾を全て避けるのは至難の技である。
 『・・・・そろそろ終わりにしようか?』
 『終わりだと?』
 『ああ、そうだよ。
  君達は僕の予想より弱かった。これでは君達は今後の戦いで死ぬ。
  だから、下手に希望を持たせるより、今此処で殺してあげるほうが慈悲と言うものだと思わないかい?』
 『思わないな。俺は最後まで足掻き続ける。
  力尽き、倒れるまで俺は自分の目標を目指す!』
 『随分と・・・。まあ、そんな事より君は弱い。
  弱い者に理想や夢を語る資格は無い。
  絶望と苦痛の中で自分の弱さを実感すると良いよ』
 ナーガの尾が前方に反らして、半円が作られる。
 『させるか!』
 アキトがダンテを予測して、突撃を仕掛ける。
 『地獄は生の苦しみ、煉獄は罪を焼き尽くす炎、天国は安息への階段』
 アマノ機やマキ機の援護射撃がナーガに届く。
 『これで終わりだ!!』
 ディストーション・フィールドを纏わせた拳の一撃を繰り出す。
 命中すれば、ナーガも戦闘続行には支障をきたすだろう。
 『期待はずれだ』
 『なに・・!?』
 テンカワ機が繰り出した拳を後退して避ける。
 それなら、突撃をしているので当たるが、別に避けるつもりなどまったくなかった。
 『サヨナラ。別に楽しく無かったよ
 赤く輝く掌がテンカワ機に迫る。
 『アキト!』
 『御主人様!!』
 機体を振動させる衝撃、吹き飛ばされる。
 【終わりか。・・・情けない。こんな所で死ぬとは・・・。?】
 そこで気付く。
 最初の衝撃以外、なにも機体には起こっていない。
 『・・・馬鹿な、何故だ?
  ・・・・・何故、自分を犠牲にしてまで・・』
 『リリィさん!
  ・・・・シュウ、ただで帰れると思うなよ
 【・・・リリィ!?】
 吹き飛ばされて地面に叩きつけられたフリチラリア機がアキトの視界に入る。
 『純白の甲冑を纏いし、勇敢なる戦乙女。
  聖なる白き光よ、剣となりて我が敵を切り裂け!!』

 葉月機が纏っていた光が水色から純白へと変わっていく。
 肩の装甲が一部開き、そこから小さな棒を取り出す。
 『光の聖剣、エスクカリバー!』
 万葉の声とは違う別の女性の声と共に棒から光刃が生まれる。
 『なっ・・・・起動しない!?』
 手をかざし、防御フィールドで止めようとするが、起動しない。
 光の剣がナーガの装甲を切り裂いていく。
 『これで済むと思うな!』
 連続で3本の光の軌跡がナーガに描かれる。
 『・・・クッ・・今回は、僕の負けだ。
  僕の目的はナデシコへの攻撃とは言え、ナーガがここまでやられるとは・・』
 斬られた部分から火花が飛び散り、不快な音をたてる。
 『ナーガ程度ではカルマ君には勝てないか。
  流石は『白き魔術師』と呼ばれるだけの事はある・・・』
 その言葉を待っていたかのようにナーガが爆発する。

 ドッカアァァァンン!!

 『リリィさん、無事でいて・・・』
 万葉・・カルマは勝利の余韻などに浸る事無く、回収されたフリチラリア機を追う様に格納庫目掛けて飛ぶ。
 『退いて!』
 そのままフリチラリア機の所まで飛ぶ。
 足元の方で何か人が慌てているようだが、気にしては居ない。
 アサルトピットの部分を掴み、引き千切り、そのまま投げ捨てる。
 葉月機から純白の髪の少女がフリチラリア機に飛び移る。
 「・・・なあ、あの子・・万葉ちゃんだよな?」
 「たぶん、そうなんだと思いますが・・」
 整備員達の呟きは彼女には聞こえていない。
 聞こえたとしても、完全に無視するだろうが。
 リリィを抱き抱えて、アサルトピットからカルマが出てくる。
 「タンカぐらい用意してくれればいいものを・・・」
 早足で医務室に向かおうとする。
 「・・・ゴートさん、邪魔するなら殺してでも行くよ」
 入り口に立っているゴートに殺気を向ける。
 「・・・・・早く行け。医務室の場所ぐらい分かっているだろ」

 アキトはカルマに抱き抱えられて医務室に運ばれるリリィをエステバリスから降りて見ていた。
 「テンカワ、キサマ!」
 整備員の1人がアキトに殴りかかろうとする。
 「止めな」
 後ろから整備員の腕をウリバタケが掴む。
 「班長、何するんですか!
  テンカワの所為でリリィちゃんがあんな目に!」

 怒りの矛先が僅かにウリバタケにも移る。
 「ああ、そんな事ぐらい分かっている。
  テンカワを庇ってリリィちゃんが医務室に運ばれている。
  それは事実だ。
  だがよ・・もし、あの時、テンカワが突撃するよりライフルを使っていたらどうなっていた?」
 「それは・・・・」
 「答えられねえだろ。
  ライフル程度じゃ、あの機体に決定打を与えるのは難しすぎるんだよ。いや、あの時は不可能だ。
  だから、テンカワも突撃を選んだ。そうだろう?
  ・・・殴りたい気持ちは俺にある・・だが、テンカワを殴ってはいけないんだ」
 ウリバタケの握り締められた手は震えている。
 「ほら、何ボサッと突っ立てやがる。
  早くリリィちゃんの所に行ってやりな」
 「・・・・すみません」
 「・・いや、俺達にも非はあるんだ。
  お前の能力を過信して、新兵器の開発や改造を怠っていた俺にも責任がある」
 アキトは医務室へと走っていく。
 ウリバタケは走り去っていくアキトを見送ってから、振り返る。
 「・・・・・しかし、どうするか?」
 見上げた先には使い物にならなくなったフリチラリア機がある。
 他にも同じような状態のスバル機。
 ヤマダ機は使えるが、左腕が吹き飛んでいる。
 テンカワ機は大した被害はないが、整備はしないといけない。
 アマノ機とマキ機は大した被害ではないので、修理すれば直に使えるだろう。
 ほぼ無事なのは本来部外者である葉月機だけ。
 「・・・こりゃ、重労働だな。野郎ども覚悟はいいな!?」
 「おおぉー!」


 「・・・貴方ですか」
 医務室にアキトが入ってきたのをカルマが認識する。
 「リリィは?」
 「リリィさん、ルリさん。
  2人とも気絶しているだけで、命の問題はないです」
 そう言うと、持っていた物を投げる。
 「それは改良型ナノマシンです。
  使うかどうかは貴方の判断に任せます」
 「そうか・・。
  ところで、その髪と右眼は?」
 「力の代償、強すぎる力は外面を変えてしまう場合がある」
 カルマの髪と右眼だけが純白に染まっていた。
 「フレサンジュ博士やメグミさんが居ないから丁度良いですね」
 「何がだ?」
 「殴りたいけどそんな事をしても、リリィさんが悲しむからしない。
  でも、貴方の行動で一番影響するのはリリィさんだと言う事を忘れないでください。
  英雄になりたいなら軍に入れ、今の貴方位ならエースぐらいにはなれる。
  貴方はもしかして、ナデシコ時代に戻ってきたなどという錯覚をしていませんか?」

 「どういう意味だ」
 「私が見ている限り、貴方は主に単独行動。
  言いたい事は分かる。強い自分がより良く動けば他の者への負担が減る。
  良い考えですね。ここまで自分の事しか考えないというのも大したものですよ」
 「お前に何が分かる!」
 アキトがカルマに掴みかかるが、逆に手を掴まれる。
 「調子に乗らないでくれませんか。
  今の私なら貴方ぐらいなら殺せる。
  居場所をなくしたくないのなら英雄気取りは直に止めるべきだ」

 そう言うと、話は済んだと言わんばかりに薄い闇色のクリスタルを手に取り、医務室から出て行ってしまった。
 1人残されたアキトはベットを見る。
 手前のベットにリリィが、奥のベットにルリが横たわっている。
 「・・・・俺が英雄気取り・・?
  戻ってきたという錯覚だと・・?」


 医務室から出てきたカルマは右腕を振る。
 「・・・・私も人の事を言える立場じゃないな。
  でも、誰かが言わないと駄目になる。
  シュウはそれを言うのにちょうど良い役割になった」
 辺りを見回して、部屋へと歩き出す。
 カルマがその場を去って、暫くしてから医務室前に人が現れる。
 「・・・あのような少女があの『白き魔術師』とは・・。
  ヒスイさんの事を聞くのも良いですが『白き魔術師』となると・・・。
  テンカワさんにも探りを入れないといけませんし・・・」
 プロスが自分の考えを言葉に出して、考える。
 傍から見れば、変な目で見られるだろうが、周囲に人は居ない。
 取り合えず、近場のアキトから探りを入れるようだ。
 医務室の前に行こうとすると、突然足を止める。
 「・・・はて、私は何をしていたのでしょうか?
  ・・・・・・ハァ、過労でしょうか。・・・今日は色々とありましたからね・・」
 頭を捻りながら、プロスはブリッジに戻っていった。
 「そう簡単にテンカワさんの悩める時間を邪魔されたら困るんだよ」
 去って行ったかのように見せかけて、隠れていたカルマがプロスを一瞥する。
 「・・テンカワさん、貴方はあらゆる意味で強く、そして相手を理解する『英雄』にならなければならない。
  それが、どれほどの意味、険しき道かはまだ分かってはいない。
  それを分からなければ、貴方にはこの道での幸せは永遠に訪れないよ」

                                       第8 終

 後書き(楽屋話)
 作者シュウ:はい、何か言いたい事は?
   カルマ:・・・・まさか、こうも早く出てくるとは。
   シュウ:やっと出演できた・・。僕はシュウ・エンド・ディサピアー。
   カルマ:作者の名前と同じですから以後、作者と銘記します。
    作者:本当なら序章にでてきた『シン』だったんだけどね。
   シュウ:他の人間が使っていた気がするね。
    作者:そう。だから、シュウになった。
   カルマ:今回は色々とできごとが起こりましたね。
    作者:そうだね。
        まず、3D6の万葉の秘密判定で6以下が出て、万葉が『白き魔術師』だと言う事が発覚する。
        次にウリバタケがアキトを責めるか責めないかで・・・書いている直前にこうなった。
   シュウ:・・・そういう場面が思い浮かんだ訳だね。
   カルマ:私の名前も変わりましたね。万葉(偽名)からカルマに。
    作者:そうだね。・・・戦闘はもう少し長引くと思ったけど・・。
   シュウ:まさか、テンカワ君がよりによって、クリティカルヒットを・・・。
   カルマ:ダメージ3倍で、ダイス目もほぼ最高ダメージでしたよね。
    作者:うん。カルマの光の聖剣での攻撃と互角だった。
        光の聖剣の攻撃の時はダイス目は悪かったというのもあるけど。
   シュウ:その所為で一気にやられたね。
        結構、ハンデはあげてたんだけど。
    作者:そうだね。手加減していて、ナーガは宇宙用だから。宇宙はA、他はBやCだったりする。
   カルマ:本気で攻撃されたら負けるよ。
        3人以外は1桁のレベルで敵は毎ターン、MAP兵器を使い、戦艦並みのHPを持つ。
        こんな感じです。勝てる気のする人は居る?
    作者:まず、いないな。だいたい火星編での機動兵器での強さの順は・・・
        シュウ>万葉>アキト>リリィ>リョーコ・・・とまあ、こんな感じだから。
   シュウ:でも、カルマ君のエクスカリバーを防御できなかったのは本当にきつかったよ。

 

「木星にて」へ